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工務店の施工管理業務は、見積書や工程表の作成から、安全対策、役所での手続きなど多岐にわたります。
複数の現場を掛け持ちする施工管理者にとって、これらの業務負担は大きいものとなるでしょう。
業務をより効率化するためには、結論から言うと、専用のソフトを利用することが最も効果的です。
その理由について、今回は、施工管理に利用できるソフトのメリットや、工務店特化の業務効率化ソフト「AnyONE(エニワン)」の概要を踏まえ解説します。
INDEX
施工管理におけるソフト利用のメリットについて3点解説します。
主なメリットは、「時間的コストを削減」「収支のズレを管理」「脱属人化」を挙げることができます。
施工管理ソフトの導入を検討している場合は、ソフトの選び方を具体的に解説している記事も参考にしてください。
見積書の作成は、競合他社に後れを取らないよう、スピーディに見積書を提出しなければなりません。
受注に至ってからも、工期までに建物を引き渡すため、工程表を正確に作る必要もあります。
これらの帳票の作成をエクセルで行う工務店も多く、施工管理業務の中でも特に時間がかかります。
しかし、工務店用のソフトを利用すると、これらの作業にかかっていた時間を大幅に削減できます。
エクセルに頼らず見積書や工程表のテンプレートを活用することができ、過去のデータを踏まえた最適な帳票をスピーディに作成することができるからです。
エクセルと工務店向けソフトで具体的にどのような違いがあるか知りたい方は、工程表をエクセルで作成する場合と工務店向けソフトで作成する場合を比較した記事をご覧ください。
当初作成した見積書から、実際に工事が進むにつれ、「余計に人材が必要になった」「追加の資材を購入した」といった理由で「完工時に、再計算したら赤字になっていた」といった経験はありませんか。
何が起こるか分からない工事現場で止むを得ない部分もありますが、それでも工務店の財政上、あってはならないことです。
ソフトを利用すると、リアルタイムで工事進捗を反映することができ、原価管理も同時に行えます。収支の悪化にいち早く気づくことができ、赤字を未然に防ぐことができます。
安定した黒字経営を目指すことができるでしょう。
工務店で起こりがちな問題の一つが、「工事現場のことは担当者でなければわからない」「担当者しか工程表の内容を読み解けない」といった業務の属人化です。
毎回、担当者に確認する手間がかかり、業務効率に負担をかけています。
そういったなかでソフトの利用は、工務店の“脱属人化”を実現します。
ソフトでは、顧客や工事現場の情報をシステム上で共有することができ、他のメンバーがいつでも確認することが可能です。
また、見積書や工程表などの書き方が基本的に統一されているため、誰でも内容を把握することができるでしょう。
工務店でソフトを導入することで、“経営”と“現場”、ともに大きなメリットを享受できることを理解いただけたでしょう。
数あるソフトの中でも特におすすめできるのが、2,700社以上の導入実績を誇る「AnyONE(エニワン)」です。
AnyONEは、施工管理だけでなく、「営業管理」や「原価管理」、「アフター管理」など、工務店に特化したソフトです。
ここからはAnyONEの特徴について解説します。
主な特徴はとして、「工程表をカンタンに作成・管理」「工事進捗を社内で共有」「データをファイリング」「協力会社様との連携」が挙げられます。
工程表をエクセルで管理していると、更新作業のみならず、ファイルがいくつも増えて管理に手間がかかります。
その点、AnyONEは、工事台帳の進捗管理画面で工期の「予定」と「実績」を日付入力するだけのシンプルな更新方法を採用しています。
「工程表を見ながら、エクセルに転記する」といった手間を省け、入力ミスをおさえることが可能です。
施工管理では、現場監督から情報共有を受けながら、現場の進捗を把握することとなりますが、「現場監督が忙しく離せない」「毎回、連絡を取るのがわずらしい」と感じた経験はありませんか。
AnyONEは、現場の情報について事務所で打ち合わせしたり、わざわざ現場監督者と電話で話さなくとも、システムに情報を入力するだけで、社内のメンバーに共有することができます。
また、パソコンだけでなくスマホ・タブレットに対応しているため、現場先から情報を更新することも可能です。
施工管理者と現場監督、双方がストレスなく工事進捗を共有できることが魅力です。
AnyONEでは、登録した顧客や現場の情報を、すべてデータでファイリング(保管・管理)することができます。
紙面でこれらの情報を扱っていると、工務店の規模が大きくなればなるほど管理する紙の量が増え、物理的に保管することも手間がかかります。
また、火災や浸水によって破損・紛失するリスクも生じてくるでしょう。
AnyONEでは、データをクラウド上(インターネット上にあるデータ用の倉庫)で保管・管理するため、これらの手間やリスクを抑えられます。
クラウドについて詳しく知りたい方は、クラウドのメリットについて解説している記事をご覧ください。
AnyONEで作成した帳票などのデータは、基本的にエクセルなどのファイル形式で出力することが可能です。
協力業者様との商談や打ち合わせに必要な書類を、カンタンに出力し、メールやクラウドで共有することができるでしょう。
また、協力会社様にもAnyONEを利用してもらうことで、「工事現場の写真をスマホから共有してもらう」「チャット機能でコミュニケーションを取れる」といった点でよりスムーズな連携を行えます。
ここからは、AnyONEの利便性の高さを証明するポイントについて解説します。
主なポイントは、「予定と完了実績の差異を確認」「工事進捗に日程情報を反映」「工事進捗リンク機能」「施工管理項目と工程表の連携」を挙げられます。
AnyONEは、工程表のバーチャートで完了した工事内容を「完了実績」として登録することができます。
完了実績は、「実績開始日」と「実績終了日」の期間で表示されるため、パッと見ただけでもともとの予定と完了実績の差異を確認可能です。
もし、工期に遅れが生じていた場合、対策をすぐに講じることができるでしょう。
工程表に登録した「完了実績」の情報を、工事進捗に反映させることも可能です。
別の画面で同じ内容を入力する手間が省かれ、正確に情報を把握することができるでしょう。
AnyONEでは、工程表の工種・工程の「予定日」と「実績日」を両方管理することができます。
特に工種は、工事台帳の「進捗管理」と連動させることができ、書類を別途作成する手間や、入力ミスを減らすことが可能です。
工事進捗をスムーズかつ正確に管理できるようになるでしょう。
「規定のサービスを利用すると、施工管理項目を自由に設定できないのでは…」と疑問に感じられる方もいるかもしれません。
AnyONEでは、施工管理項目を自由に設定できるため、これまで工務店で使っていた項目をそのまま使用することができます。
設定方法もカンタンで、作成した工種と管理項目を紐付けるだけです。
一度、工程表のテンプレートに設定すると、ずっと使い続けることができます。
今回は、施工管理業務に役立つソフトの特徴や、AnyONEのメリット・ポイントについて解説しました。
これまで非効率だった業務を、専用のソフトを利用することで改善できます。
施工管理者や現場監督者以外にも、経営幹部や経理部門など、工務店のあらゆる部門部署でメリットを享受できるでしょう。
ソフトを導入する際には、自社の施工管理に合ったものを選ぶ必要があります。
そこで、各社のソフトの機能を比較したページを用意しました。比較検討の参考にしてはいかがでしょうか。
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