【塗装工事】請求書の作り方・書き方|インボイス対応・人工費の計算方法・作成手順を解説
建設業界は人手不足の状態で、今後10年で100万人以上の労働者不足が起こるとも言われています。そこで、業務の生産性を高めたり、データを蓄積して活用するSaaSシステムの導入が大きな役割を果たします。
SaaSとは、「Software as a Service」の略称で、インターネットを通じて利用するソフトウェアの形態のことです。つまり、ソフトウェアの機能を提供するクラウドサービスです。パソコンに何もインストールしなくても使えるソフトのようなものだと捉えるとイメージしやすいでしょう。
今回は建設業界においてSaaSの導入が注目されている理由や導入によりできることを解説します。
INDEX
ソフトウェアは提供形態により種類が異なります。
インターネット上のサーバーを利用して使うSaaSをはじめ、買い切りのパッケージ型タイプや自社で用意したサーバーにインストールするタイプがあります。
これらのソフトウェアの中でも、SaaSが注目を浴びている理由は主に以下の3点です。SaaSの特徴を押さえて、導入の参考にしましょう。
SaaSシステムは、毎月使用した分の料金を支払う月額課金制のため、買い切りのソフトに比べて余分な費用を払わずに済みます。
初期費用が0円のシステムも多くあるなど、低コストで導入可能です。
また、操作性に優れたシステムが多いため、操作が得意でない人でも簡単に使いこなすことができ、導入後は早く慣れることができるでしょう。
買って終わりのパッケージ型ソフトと比べ、SaaSシステムではサポートやアップデートが頻繁に施されます。
利用した分だけ料金が発生するSaaSシステムの提供者側はユーザーに継続して使用してもらうためにサポートを強化する必要があるためです。
パッケージ型はバージョンアップ対応をユーザー自身で行わなければならなかったり、不明点やメンテナンスにも自身で対応しなければなりません。しかし、SaaSシステムなら提供者側の相談窓口に頼ることができるため、これらの工数が削減できます。
サポートを受けながら運用することで、導入効果を上げましょう。
SaaSシステムはデータが一箇所に集まる仕組みのため、データベースとして活用することができます。
各現場の管理情報を参考に新たな現場での管理業務に活かしたり、データベースをもとに経営判断をくだすことが可能です。
SaaSを導入すると単に作業時間が減るだけではなく、さまざまな場面で役に立ちます。
管理業務の比重が大きい建設業界ですが、有効に活用すると以下の3つのメリットを得られます。
社内の情報を一元管理できるようになれば、社内の誰もが必要な情報を簡単に入手できます。
企業が大きくなるほど、データ管理が複雑になり情報共有に無駄に時間がかかるでしょう。
また、情報管理が属人化してしまうため、必要な資料の入手や編集がしづらい場合もあります。そこで、データを一元管理すれば、情報共有に手間取ることがなくなるでしょう。
資料の数が多くなる大きな現場でも、探している資料の保管場所が分からないといった事態を防ぐことができます。
会社全体で情報を管理するため、内部統制を強化することができます。
各部署や各部門で情報を管理していると、情報の抜け漏れや不正が起こる可能性が高くなります。また、会社が大きくなるに伴い課題となる部分でもあります。システム導入により内部統制を強化し、漏れのない情報管理を行いましょう。
業務効率化により管理業務の工数が削減されれば、新規事業について検討する余力が生まれます。また、管理業務のコスト削減により、新規事業に投資しやすくなるでしょう。
SaaSシステムにもそれぞれに特徴があります。
自社に最適なシステムはどれか、以下のポイントを参考に検討しましょう。
システムによって備わっている機能が異なるため、まずは導入目的を明確にしましょう。
社内で受発注などの情報管理を行なっている人が求めていることと現場で必要とされている機能が違う場合もあるため、各役職の必要な機能を把握することも重要です。例えば、図面検索機能や更新管理機能がほしい人もいれば、情報共有の効率化やマルチデバイス対応のシステムを希望している人もいるかもしれません。
資料請求などを行い、各システムの機能や特徴を押さえて、導入目的に最も合っているものを選定しましょう。
業務内容によって必要なデータ容量が異なるため、事前に把握する必要があります。
また、会社の規模拡大に伴い必要な容量が増える可能性があることにも留意しましょう。
今後必要な容量が増える可能性がある場合や現場の必要な容量が分からない場合は、容量を途中から増やすことができるシステムを選ぶことがおすすめです。
システムやプランによって幅広い料金設定があります。
必要な機能やこだわるポイントに見合うコストのシステムを選定しましょう。コストを抑えることは重要ですが、パフォーマンスとのバランスが重要です。コストを重視しすぎて十分な機能が備わってないと、トータルコストが余計にかかってしまう場合があります。
導入後にしっかりと活用するためには、社内にシステムの使用を浸透させることが重要です。
専門性が高いサポート体制が整っているかや、アップグレードは定期的に行われるのかを導入前にチェックしましょう。
セキュリティ対策の厳重さもシステムの選定で重要な要素です。簡単に情報共有できることがSaaSシステムの良さですが、会社にとっての資産である情報が不正アクセスや情報漏洩によって流出することがないよう十分注意しなくてはなりません。
例えば、以下のような対策が施されているか確認しましょう。
●SSL通信を使用している
●利用しているデバイスに直接保存できない機能が搭載されている
●印刷の禁止
●アクセス制限がある
●パスワード設定、暗号化機能がある
SaaSシステムを使用して情報の連携や一元管理ができれば、生産性をより向上させることができます。
AnyONE(エニワン)は工務店向けの業務効率化システムで、「受発注業務」や「図面管理」、「顧客管理」など現場管理全体を効率化する機能が備わっています。
また、初めてSaaSシステムを導入する場合でも活用しやすい機能やサポートが充実しています。
例えば、エクセルとの連携が可能です。エクセルデータからコピーアンドペーストでデータ入力を行うことができるため、エクセルを使用していた環境でも導入しやすいでしょう。
また、システムの利用が定着するまで専門スタッフがメール・電話でしっかりとサポートします。
建設SaaSシステムは業務効率化と生産性を向上させるだけではなく、事業全般に大きな影響を与えます。
労働者不足が深刻化している建設業界では、業務の方法を見直すことが重要です。
今回解説した建設SaaSシステムのメリットや得られる効果を踏まえて、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
自社の施工管理に合った建設SaaSシステムを選定するにあたり参考となる、各社の建設SaaSシステムの機能を比較したページを用意しました。比較検討の参考にしてください。
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