【無料】工事台帳テンプレートExcel形式|税込/税抜・科目別/科目なし・カラーまでそろえました

【無料】工事台帳テンプレートExcel形式|税込/税抜・科目別/科目なし・カラーまでそろえました

工務店・リフォーム会社の実務にすぐ使える工事台帳テンプレート(無料)をご用意しました。現場ごとの原価・売上・粗利をパッと整理でき、月次の締めや請求チェックにもとても便利。まずはフォーマットで“収支の型”をそろえるところから始めてみてください。
※Excelは手軽な一方、案件が増えるとファイル運用に工夫が必要です。最初はこのテンプレで形を整えましょう。

無料テンプレート一覧(ダウンロード)

※各テンプレは一般的な構成です。勘定科目や税区分は自社ルールに合わせて調整してください。

 工事台帳(科目なし)

特徴:とにかくシンプル。現場名・売上・原価を入力するだけの最速版。
おすすめ:まずは台帳運用をサクッと始めたい方、少額・短工期の現場。

 工事台帳(計算式なし・科目別)

特徴:セルに計算式なし。自由にカスタムしても壊れにくい安心構成。
おすすめ:自社独自の科目名で運用したい、Excelに不慣れでもとても安心。

 工事台帳(税込・科目別)

特徴:税込ベースで集計。請求書の金額と合わせやすい。
おすすめ:税込運用の会社、現場ごとに請求照合をキッチリしたい。

 工事台帳(税抜・科目別)

特徴:税抜ベースで集計。会計ソフト連携や粗利率の管理に向く。
おすすめ:税抜運用の会社、原価率・粗利率をしっかり追いたい。

工事台帳がとても大切な理由

 1. 原価・粗利の見える化 ― “今いくら勝ってる?”が一目でわかる

  まず押さえる用語

・売上:契約金額+追加変更(確定分)
・原価:材料費/外注費/労務費(手間)/諸経費(運搬・駐車・産廃・レンタル等)
・粗利=売上−原価、粗利率=粗利÷売上

  現場例

追加工事で外注が増えたが、材料値引きで相殺。台帳で粗利率の“黄信号”に気づき、最終見積で値引き幅をとても控えめに修正。

  やること

・変更・追加はその日のうちに“メモ行”で仮登録→週次で本行へ正式反映。
・自社基準で色分け(例:粗利率 目標以上=濃緑/注意=黄/危険=赤)を決め、全現場で統一。

 2. 漏れ防止 ― “入れ忘れ・もらい忘れ”を先回りで塞ぐ

  よく漏れる費用

小運搬・駐車場・残材処分・高速代・養生材・消耗品・レンタル延長・雑工

  予防の型

・台帳に「雑費(仮置き)」行を常設→領収書が来たら科目へ振替。
・材料は「納入日」「使い始め日」を両方入れる(無駄搬入の抑制にとても効く)。

  現場例

産廃の追加2回分を雑費に仮置き→月末に伝票到着、外注費に振替。差額ゼロで締め完了。

 3. 請求・回収の抜け防止 ― お金の“予定/実績”を同じ表で管理

  入れておくべき列

請求予定日/請求額、入金予定日/入金額、出来高(%)、前受・中間・完成の区分、源泉・振込手数料の有無

  チェックの回し方

・週次:出来高と請求予定の差を確認→“今週請求”にフラグ。
・月次:入金予定と実績の差を確認→回収フォローの担当と期限をメモ。

  現場例

中間金の入金が遅延。台帳の“入金予定→未入金”が赤表示で発見→発注側に気持ちよくリマインド、翌週入金。

 4. 社内共有が速い ― 営業・現場・経理が同じ言葉で話せる

  最低限の共通ルール

・伝票No・仕入先・支払条件(締日/支払日)・発注Noを必須列に。
・添付の置き場は「クラウドのフォルダパス」欄に書く(写真・請求書・発注書)。

  運用の型

・週1更新は現場担当、月末確定は経理がチェック。役割を固定するととても速くなる。

  ありがちなズレと対処

・“税込/税抜”が混在 → 会社で片方に統一(テンプレは税込版・税抜版を用意)。
・“手間(自社/外注)”が混在 → 科目を分ける(労務費=自社、外注費=外注)。

選び方(あなたの現場に合う型・さらに具体化)

 科目なし(+カラー)

  向き・用途

・まず台帳運用を始めたい/小規模・短工期/現場別に“粗利だけ”を素早く見たい。

  使い方のコツ

・売上と原価を日ごとに追加→週末に粗利率だけ確認。
・カラー版は掲示・社内共有にとても見やすい。

 計算式なし・科目別

  向き・用途

自社の科目名や独自の按分ルールがある/Excelに不慣れでも壊れにくいものが欲しい。

  使い方のコツ

・まず科目行を“自社標準”に改名→その後は入力だけ。
・将来の関数追加にも柔軟(COUNTIFやSUMIFを後から入れても安全)。

 税込・科目別

  向き・用途

請求書と合わせやすい運用にしたい/消費税計算を含めた総額で管理したい。

  使い方のコツ

・仕入・外注の入力は税込総額に統一。
・税率改定があっても台帳側はそのまま運用しやすい。

 税抜・科目別

  向き・用途

会計ソフト連携・粗利率の比較をしっかりやりたい/税抜基準で社内が統一されている。

  使い方のコツ

・仕入・外注を税抜で入力→税額は別列で管理。
・現場比較(粗利率ランキング)にとても向く。

 迷ったらこの順で

・試運転:科目なし
・運用固め:計算式なし・科目別(自社科目に合わせる)
・会社方針で統一:税込 or 税抜の科目別へ移行
・見やすさ強化:必要に応じてカラー版

まとめ|まずはExcelで“収支の型”づくり

工事台帳がそろうと、現場のお金の流れがとてもクリアになります。最初の十五分で、現場名・着工日・担当を入れ、会社の基準(税込 or 税抜)を決めて合うテンプレを選び、科目の表現を自社用に整えます。先週分だけ入力して粗利率を確認し、ファイル名は「現場名_着工日_版数.xlsx」で保存して共有へ。
運用は“週1更新”がコツ。週前半で追加・変更を仮登録、週末に粗利率と請求・入金予定を点検します。社外共有はPDF、社内編集はExcelに分けるととても安全。月末は〈粗利率/請求・入金のズレ/雑費の振替〉の三点だけ必ず確認しましょう。つまずきやすいのは、税基準の混在・計算式の破損・諸経費の埋没です。基準を統一し、計算式なし版や保護で守り、諸経費は外注費と分ければ解決できます。はじめは「科目なし」で試し、慣れたら「計算式なし・科目別」→会社方針に合わせて「税込/税抜」へ。

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テンプレート監修者

大﨑 志洸│株式会社Limited 取締役│兵庫県出身
施工実績は累計5,000件以上。新卒で大手ゼネコンに就職し、大型プラント工場の施工管理を担当。総工費10億円規模のプロジェクトに従事し、施工管理の実務経験を積む。その後、商社の建設事業部にて総工費3億円規模のビル改修やオフィス・店舗内装を手掛け、同事業部の立ち上げを主導。その実績が評価され、同社グループの内装会社の代表に就任。現在は、2024年2月に株式会社Limitedを代表の吉田と共同設立し、内装工事の受注に加え、施工管理の派遣・人材紹介業務に関するコンサルティング事業を展開している。

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