【建設業】請求書の正しい作り方と書き方|必須項目・テンプレート・送付方法まで解説
建築現場における施工管理とは、建物全体の管理を指します。ただし施工管理も細分化されており、内装に特化した施工管理である内装施工管理もその1つです。
内装工事がメインとなることが多いリフォーム市場は、2030年まで緩やかに成長すると予測されており、内装施工管理の重要性は高まっています。
本記事では、内装施工管理の仕事内容や年収、役立つ資格を解説します。
INDEX
内装施工管理とは、施工管理の中でも内装に特化して施工管理をおこなうことです。建物全体の施工管理よりも内装に関する専門的な知識や経験が求められます。
特にリフォームや改修などをメインとしている会社では、内装工事以外にも電気工事などの付随する工事も請け負うことが少なくありません。

現場監督とは?業務内容や施工管理者の違いについて解説
内装施工管理も一般的な施工管理と同様に、工事の着工から竣工までの現場を管理・監督することが仕事です。実務の内容は、以下の5つに分類できます。
工程管理とは、建物の引き渡し日までに工事を完了させ、施主様に建物を引き渡せるように段取りをおこなうことを指します。内装工事の工期は、短いと数日、長くても2・3ヶ月の場合が多いです。そのため、通常の工事よりシビアな工程管理が求められます。
住宅の内装工事現場は狭いことが多く、作業スペースと材料置き場の確保が難しいことがほとんどです。綿密な打ち合わせの上、適切な職人さんの手配や材料発注をおこなわないと、現場が回らず工期に間に合わない恐れがあります。
安全管理とは、現場内の危険箇所や作業員の危険作業を監督し、事故を未然に防ぐ仕事です。職人さんの中には、作業のしやすさを優先し安全を軽視する方もいます。
ヘルメットの着用やゴム手袋使用などは、作業員の安全を守るために重要です。内装施工管理者は、身を守るための道具を着用できていない方がいた場合は、注意などをおこない現場内の安全を守る義務があります。
品質管理とは、工事が図面通りにおこなわれているか、自社の基準を満たしているかを管理・監督する仕事です。特に内装工事は、建物の仕上げに該当し見栄えに大きな影響を与えます。
そのため、少しでも施工不良があると全体の見た目が損なわれ、施主様からのクレームにつながりやすいです。また、一度クレームが発生すると施主様からの信頼を失うリスクもあります。
原価管理とは、着工前に計画した予算(実行予算)内で工事を完了させるために、工事原価を把握・管理し、コスト改善をおこなうことです。コスト改善には「協力業者に値下げを依頼する」「施工方法・材料を見直す」の2つがあります。
コスト改善に最も簡単な方法が「協力業者への値下げ依頼」です。ただし、あまり無理な依頼をすると協力業者からの信頼がなくなり、次の工事を依頼しても断られるなどのデメリットがあります。値下げ依頼をする場合は、次に解説する「施工方法・材料を見直す」と同時におこなうと、協力業者からの反発が起きにくいです。
協力業者に値下げ依頼が難しい場合は、「施工方法・材料の見直し」をおこないましょう。設計者によっては、現場を知らないまま図面を書いていることがあります。現場を知らない設計者は、施工困難な納まりや高価な材料を採用している場合があり、注意が必要です。
そのような場合は、施工方法や材料を見直すことで工事原価を抑えられます。そのため「簡単な施工方法に変更するから、値下げできないですか?」のように依頼すると、協力業者から値下げの同意を得やすいでしょう。
会社によっては、内装施工管理者が協力業者の選定や発注、書類作成をおこなう場合もあります。これらの業務は、先述した4つの業務と密接に関わっており、円滑に工事を進める上で欠かせません。
特に業者の選定や発注は、工事の質や工事原価に大きな影響を与えるため慎重におこなう必要があります。
大手求人サイトを確認すると、内装施工管理者の年収は「200万円〜1,000万円」と幅が広いです。以下4つの要素で、年収の上限が変わります。
●年齢
●経歴
●スキル
●資格の有無
年齢が高く、さまざまな現場を経験し施工管理技士などの資格を保有している方には、高額な年収を提示している企業が多いです。
参考に厚生労働省が、公開している建設業界全体の収入を紹介します。こちらの資料によると建設業の平均収入は、月額333.2千円です。年齢別に見ると最も収入の低い年齢は「〜19歳」の月額192.3千円で、最も収入の高い年齢は「50〜54歳」の月額409.4千円でした。
内装施工管理者として収入やキャリアップを目指したい方、内装施工管理者として働いてみたい方に、役立つ資格を4つ解説します。

Link_建築現場管理とは?キャリアアップ可能な資格や平均年収も
建築施工管理技士とは国家資格の1つで、住宅やビルなどを建てる建築工事の責任者となることができる資格です。建築工事は幅広い業種に分かれており、適切に現場を運営していくためには、あらゆる業種に対して知識が必要となります。
内装施工管理者であっても、内装工事と取り合う躯体などの知識がないと、現場で適切な指示はおこなえません。
また、建築施工管理技士は、1級と2級に分けられています。1級建築施工管理技士は監理技術者を担え、2級建築施工管理技士は、主任技術者を担うことが可能です。特に元請として施主様から工事を受注する会社では必須となります。最低でも2級建築施工管理技士を保有していないと、現場の責任者として働くことは難しいです。
建築士とは、住宅やビルなど、建築物の設計・工事監督をおこなうために必要な資格です。建築士は建築施工管理技士と異なり、施工管理をおこなう上で必須の資格ではありません。
しかし建築士としての視点を持っていると、設計上の課題に気付きやすくなり、施工後に発生する問題を未然に防止することにつながります。また建築士を保有しているだけで、施主様からの信頼を得やすくなるため、工事を円滑に進めることが可能です。
内装仕上げ施工技能士とは、以下のような内装工事を施工する上で必要な知識やスキルを証明する資格です。
●鋼製下地工事作業
●ボード仕上げ工事作業
●プラスチック系床仕上げ工事作業
●ボード仕上げ工事作業
●カーテン工事作業
内装仕上げ施工技能士も内装工事の施工管理をおこなう上で、必須の資格ではありません。しかし、この資格を有していると職人さんから施工の相談を受けた際に、的確なアドバイスをおこなえます。
インテリアコーディネーターとは、施主様(住宅に住む方)に対し、快適で生活がしやすい空間を作るために提言・助言をおこなう専門職です。内装以外にも以下のインテリア全般の知識が求められます。
●内装
●家具
●ファブリック
●照明器具
●住宅設備
インテリアコーディネーターも内装の施工管理には必須ではありません。しかし、内装以外にも家具などのインテリア全般に知識があると、施主様の希望している家具に合わせた内装を提案できるなどのメリットがあります。
本記事では、内装施工管理技士の仕事内容、年収、役立つ資格について解説しました。内装施工管理者の仕事内容は、工期の遵守から安全管理や品質管理、原価管理と多岐にわたります。
また年収は年齢だけでなく、経験・スキル・資格の有無によっても異なります。大手求人サイトの求人を確認すると、豊富な実務経験と資格を保有していれば、1,000万円近い年収を得ることも可能です。
内装施工管理技士のキャリアアップ、年収アップに役立つ資格は、以下4つの資格です。
●建築施工管理技士
●建築士
●内装仕上げ施工技能士
●インテリアコーディネーター
本記事を参考に、内装施工管理技士としてステップアップを目指してください。
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