工事進捗率の計算方法とは?工務店現場の「見える化」で利益を守るためのポイント
HEMSとは、自宅のエネルギー使用量の見える化を実現する装置のことです。
近年高性能住宅に関心を持つ顧客も多く、各工務店にもHEMSに関する問い合わせが来るケースもあるでしょう。この記事ではHEMSの概要から導入の流れ、導入によるメリットなどについて解説します。HEMSについて理解を深めることは商機にもつながるため、工務店の担当者は参考にしてください。
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HEMSとは、エネルギーの見える化を実現し、家電や電気設備の制御も行える装置のことです。正しくは、「Home Energy Management System」といいそれぞれの頭文字をとってHEMSと呼ばれています。
HEMSと家電をつなぐことで、電気の使用量がモニターやスマートフォンなどで見えるようになり、電気代の節約に活用することができます。
HEMSは以下の流れで導入することができます。
1.分電盤に電力測定ユニットを設置する
2.電気機器をネットワークに接続し見える化する
3.エネルギー用量の管理を行う
HEMSの利用には電力測定ユニットが必要不可欠です。一般的には分電盤に設置するものが多いですが、中には家庭のコンセントに設置できるものもあります。
また、電気の使用量を測定するためには、家電などの電気機器をネットワークに接続しなければなりません。ネットワークへの接続は無線で行います。
ネットワークに接続できれば、専用のモニターや連携させたタブレット端末、パソコン、スマートフォンなどで電力の使用量が確認できます。エネルギーの使用量以外にも、家電の使用時間や室温や湿度などの確認も可能です。
HEMSは設置することよりも、設置後に住人がエネルギー使用量をこまめに把握・管理することで効果を発揮します。家電によってはアプリと連携させることで遠隔操作ができるものもあるため、エネルギー使用量や家電の使用状況を把握したうえで、使用量が増えすぎないように管理してください。
HEMSが求められる背景には、世界的な課題となっている省エネルギー対策が挙げられます。しかし、一般の方たちは省エネルギーの重要性は理解していても、日常生活で「どの機器がどのくらいの電力を消費しているのか」、「省エネを実現するためには何ができるのか」わかっていない方は少なくないでしょう。
こういった一般の方たちが省エネに取り組むための助けとなる設備がHEMSであり、近年ニーズが高まっています。
また、2016年4月から電力の小売が全面自由化されたことで、スマートメーター(電力のデジタル計測ができ、通信機能も備えた電力メーター)の普及が進みました。スマートメーターのような家庭の電力使用状況を可視化できる機器が普及したことで、それを有効活用するためにHEMSが求められるケースが多くなっています。

HEMSを導入によって住人が得られるメリットはさまざまです。ここでは、HEMS導入によって得られる具体的なメリットを4つ紹介します。
HEMS導入による最大のメリットは、エネルギーの使用量の見える化です。
例えば、「リビングで使っているエアコンの使用電力はどのくらいなのか」、「照明は1ヶ月でどのくらいの電力を消費しているのか」といったことを、HEMSを経由することで一目でわかります。また、太陽光発電で作ったエネルギーや、蓄電池装置に蓄えられているエネルギーの量を把握することも可能です。
このように、これまで目に見える形で把握することが難しかったエネルギー使用量が見えるようになり、無駄遣いしている箇所や使用量の傾向などがわかります。自然とエネルギーを使いすぎていないかどうか意識を向けられるでしょう。また、数値の目標を立てる際にも活用できます。
HEMSは、使用しているエネルギー使用量から稼働状況まで、情報を一元管理できます。また、家電の稼働をタイマーで設定し、夜の電気代が安い時間帯に洗濯機を動かすことも可能です。そのほかにも、エネルギーの使用量が当初の目標値を超えた場合、家電の稼働を自動的にコントロールしてくれる機能もあります。
このようにエネルギー使用情報の一元管理が可能となることで、電気代をコントロールしやすく、節約につながるでしょう。
HEMSではアプリを使用することで、スマートフォンから家電の稼働状況を確認・管理できます。
外出時に電源を切り忘れていたとしても、遠隔からオフにすることが可能です。また、帰宅前にエアコンをオンにしておけば、快適な温度の状態で帰宅することもできます。
スマートフォンの管理を利用することで、より便利な生活をおくれるでしょう。
HEMSは、太陽光発電と連携させることも可能です。発電した電気は電力会社に販売できるほか、蓄電装置に貯めておくこともできます。電気を貯めておけば、台風や地震などの自然災害で停電となった場合でも電力を確保できるため、日常生活が不便なものとなる心配もありません。
太陽光発電装置の設置を希望する方の中には、「一度設置すれば、あとは電気を自動で作ってくれる」と考えている人もいるかもしれませんが、長期間使用するためには、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。
もしメンテナンスが不十分だと発電効率が低下する恐れがあるだけでなく、安全性も低下する可能性があります。また、太陽光パネルの掃除や直流の電気を交流に変換してくれるパワーコンディショナーの交換も定期的に行わなければなりません。
そのため、太陽光発電装置の設置を希望する顧客に対しては、定期的なメンテナンスを提案するようにしましょう。
HEMSを備えた住宅を建てる場合、定期的な保守点検やメンテナンスは必要不可欠であり、工務店はメンテナンスのタイミングを逃さないようにすることが重要です。そのためには、アフター管理を適切に行う必要があります。
AnyONEでは、工事の開始から完了、さらにはその後のメンテナンス情報まで、顧客の情報を一元管理することができる業務管理システムです。アラーム機能も搭載しており、数年後、数十年後にアラームを設定することで、保守点検やメンテナンスのタイミングを逸する心配がありません。また、顧客の対応履歴は、1つの画面にまとめて表示されるため、営業担当者や現場の担当者にとっても扱いやすいシステムだといえます。
長期的な関係を顧客と築いていきたい、ビジネスチャンスを逃したくないといった工務店の担当者は、AnyONEの導入を検討してみてはどうでしょうか。
今回は、HEMSの概要から導入の流れ、導入によるメリットなどについて解説しました。HEMSは自宅のエネルギー使用量の見える化を実現する装置のことです。どの家電がどのくらいのエネルギーを使用しているのかを目視できるため、省エネに対する意識を高め、節約につなげられます。
一方で、HEMSを備えた住宅の場合、定期的なメンテナンスは必要不可欠であるため、工務店はAnyONEのような業務管理システムを導入し、タイミングを逃さないようにしましょう。
なお、以下のコンテンツではAnyONEを含めた業務管理システムの機能比較を行っています。業務システムの導入を検討している、興味があるといった方はこちらもご覧ください。
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