粗利率7%改善!実例公開セミナー②
株式会社 Homeplusは大阪市を中心として、木素材にこだわった温かみのある家づくりを手がけている無垢の家づくり工務店。
バラバラだった情報管理に課題を感じ、業務効率化システムAnyONE(エニワン)を運用することで大幅な作業効率化を実現しています。情報管理の一元化や見積り作成の効率化で成果を上げている同社の西岡氏に、AnyONE導入に至った経緯や導入後に変わったこと、今後の経営についての抱負を伺いました。
INDEX
以前はエクセルでそれぞれの資料ごとにフォルダ保存をしていて、受発注管理から入金関係、台帳関係まですべての資料の管理がバラバラで、そのことに課題を感じていました。
社内の情報を一括で管理できていないことで、誰が何をしているのかわからず、資料作成や情報管理が属人的になっていたのです。
AnyONEのことを知ったのは、ナカザワ建販主催のマテリアルフェスタに参加したときです。
そこにAnyONEが出展していて、その場でさまざまな機能の説明をしてもらいました。
大量の資料でも一元管理ができることに加え、見積書作成が予想以上に簡単にだったことが衝撃的でしたね。
資料管理や現場写真共有のシステム化に悩んでいましたが、AnyONEで解決できるイメージが湧き導入を決めました。
当初、従業員に浸透するか不安もあったのですが、エクセルに似たような操作だからか、すんなりと浸透させることができました。
導入してから変わったのは、見積りを出すスピードが圧倒的に早くなったことです。
今までは、業者からもらった見積りをすべて手入力で打ち替えて、手動で利益率を乗せた金額を計算していました。
新築を建てる際には、1棟につき20項目以上ある見積りを手動で計算するため、一つの見積書を作成するのに総計で丸1日かかることも多々あります。
AnyONEを導入して特に感動したことは、業者から送られてきたエクセルの見積書をコピーアンドペーストで放り込むだけで見積書ができあがるところでした。
業者にシステム利用を強いることなく、エクセルよりも圧倒的に楽で早い見積計算をできています。
また、エクセルのように計算式が飛んでしまう問題もなくなり、「もうエクセルには戻れない」と言っている従業員もいますね。
見積書以外にも、新築の建築に必要なドキュメントが入ったフォルダや検査業務に関するフォルダが既に準備されていて、大幅な時間短縮につながっています。
当社では、1棟1棟の施工にお客様の要望を反映させられるような家づくりを手がけています。
お客様にヒアリングを重ね、叶えたい希望とズレがないようにバチッとすり合わせます。
収納一つにしても、収納の見栄えまで重視するのか、多くのものを押し込んで収納して見えている部分をきれいに保ちたいのか、タイプが人それぞれ異なりますよね。
そういった細かい部分までヒアリングした内容に沿ってテーマをつくり、導線や使い勝手も含め唯一無二のデザインを施すため、1棟ごとに見積書や工程表を作成し、同じものはありません。
だからこそ、書類作成のシステム化により自動計算や工程の調整作業など、多彩な機能により手間が省かれて、とても楽になりました。
住宅建設に特化したシステムだからこそ導入・利用がハマったのだと思います。
AnyONEを導入して時短ができるようになったため、仕事を取るチャンスを増やしていきたいと考えています。
営業の目線で考えると、今まで1週間で3件見積書を作成・提出するのが限界だったところが、今の作成スピードだと30件の提出も可能なので、受注のチャンスが増えるはずです。
あとは、現場の作業効率と照らし合わせていき、実現可能な範囲内で仕事を増やしていきたいと思っています。
また時短により、他の業務に時間を使えるようになる分、今まで手の届かなかった部分に目を向けて仕事することができるので、さらに売上につながることを期待しています。
ただ、一番の目的は従業員1人ひとりに気持ちのゆとりを持たせてあげることです。
時間に余裕ができる分、休むも良し、今までと違う部分に時間を使うも良し。
当社では、「仕事を仕事と思わない」という考えを大事にしているんです。
課題があっても「やっつけたる!」という考えで乗り越えています。
作業を効率化し、心のゆとりを生むことで、仕事を仕事と思わない考え方をより実現できていると感じます。
今回はITツールを上手く活用して経営改善に成功されたHomeplus様にお話をお伺いしました。
こだわりや特徴のある企業だからこそIT化が効果的だったことが印象的でした。
また、IT化によって従業員の仕事に対する姿勢や成果が変わることが感じられました。
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