【工務店】コロナ禍でのリフォーム市場動向は?受注の工夫

【工務店】コロナ禍でのリフォーム市場動向は?受注の工夫

コロナ禍で売上が低迷している企業は少なくありませんが、リフォーム市場は必ずしも悪い状態ではありません。
この記事では、コロナ禍のリフォーム市場の動向から、具体的なリフォーム内容、受注するためのポイントなどについて解説します。
コロナ禍でのリフォーム市場の変化について知りたい工務店の営業担当者は参考にしてください。

コロナ禍でのリフォーム市場動向

コロナ禍の影響で売上を落としている企業が少なくありませんが、リフォーム市場に関しては決して悪いわけではありません。ここでは、コロナ禍におけるリフォームの市場動向について解説します。

今後5年は拡大と予想

今後5年は拡大と予想
【引用】矢野経済研究所

矢野経済研究所は、リフォーム市場に関して、2020年の市場規模が速報値で6.5兆円、2021年は予測値で6.7兆円になると発表しています。2020年、2021年はコロナ禍の影響を大きく受けている年ですが市場規模だけで見ると、ほぼ横ばいとなっています。
また、2022年以降に関しては、市場が緩やかに上昇して行くと予測しており、5年以内には7兆円に到達するとされているなど、リフォームは必ずしもネガティブな状況といえません。

もちろん、2020年4月から緊急事態宣言が出されたことによって、関連する事業者の自粛などが起こり、市場が冷え込んだ時期もありました。しかし、そういった時期は長く続かず、次第に回復を見せつつあります。

その背景としてあげられるのが、外出自粛によって、消費者の居住空間に対する興味・関心が高まったことです。コロナ以前は、娯楽や飲食、旅行などにお金が使われていましたが、コロナ以降はそれらにお金を使用する機会が少なくなりました。自宅にいる機会が増えたことに加え、お金もあまり使わなくなったことで、これまで放置していた家の不具合や故障のリフォームを検討する人が増えたと考えられます。

リフォーム市場においては、コロナ禍がかえって市場にいい影響を与えたといえるでしょう。

50万円以下のプチリフォーム増

コロナ禍におけるリフォームは、50万円以下のプチリフォームが増えている点が特徴です。
例えば、コロナ対策のために換気や内装の見直しを行うケースも増えています。また、抗ウイルスの資材のように、従来はあまり注目されることのなかったものがリフォームで活用されるケースも少なくありません。

リフォームというと、トイレやキッチンなどを大規模にリフォームして費用も高額になる、というイメージを持っている人も多いでしょう。このままでも生活が成り立つならば、必要以上のリフォームはむしろ「贅沢品」として捉えられがちです。また、長期化するコロナ禍で収入が減ることを恐れ、高額のリフォームはためらわれるでしょう。
しかし、「50万円以下のプチリフォームであれば、家族の健康・生活を守るために必要な投資」と判断されたと考えられます。

リフォーム会社選びに悩む顧客

リフォームに対するニーズが高い一方で、実際にリフォーム会社に依頼する時の会社選びに悩んでいる顧客は少なくありません。リフォーム会社のホームページを見てもどのように比較すればいいのかわからない、そもそも適正価格がわからない、となってしまうケースはよくあります。

また、会社を選んだ後も本当にこの会社でよかったのか、自分たちの希望はちゃんと伝わっているのか、といった不安を持っている人もいます。

市場に成長の見込みがあるといっても、顧客の不安を解消できるような情報発信、営業活動ができなければ、売上が減る恐れがあるでしょう。

コロナ禍で増えたリフォーム箇所

コロナ禍で増えたリフォーム箇所
コロナ禍においては、従来とは違った箇所のリフォームも増えています。

例えば、これまでのリフォーム箇所はキッチンや風呂などが中心でしたが、コロナ禍では、玄関周辺や洗面スペースのリフォームを依頼する顧客も増えています。これは、屋外から汚れ・ウイルスを自宅に持ち込みたくないと考える人が増えているためだと考えられます。
コロナ禍で、「帰宅後はすぐに手を洗いたい」というニーズに応えるために、昨今では玄関周辺に設置できる洗面台も販売されています。企業もコロナ禍のリフォームを想定していることがうかがえます。

また、コロナ禍でテレワークを行う人が増えていますが、テレワークを行うために自宅をリフォームするケースも増えています。例えば、リビングにデスクを設置するスペースを設けることで、子どもの様子を仕事中に把握できるようにするものです。

リフォームに対するニーズは高まっていますが、必ずしも従来と同じリフォームが求められているわけではありません。そのためリフォーム会社は顧客が何を求めているのか理解したうえで商品やサービスを提供・提案することがポイントとなるでしょう。

リフォーム会社として選ばれるための工夫

リフォーム会社として選ばれるための工夫-
リフォーム会社を選ぶ際にどの会社を選べばいいのか迷っている人は少なくありません。ここでは、顧客から選ばれるためのポイントについて解説します。

信頼性の確保

顧客がリフォーム会社を選ぶ際に重視するポイントの1つが信頼できる会社であるかどうかです。例えば、見積もりを出してもらったものの不透明な部分がある、自社商品をものすごく押してくるといったケースでは、顧客は企業のことをなかなか信頼できないでしょう。
顧客の悩みをしっかりとヒアリングし、適切な提案を行う、情報は可能な限り透明性を確保するなど顧客に寄り添った営業活動は必要不可欠です。

技術力の証明

信頼性と合わせて顧客が重視するポイントが技術力です。いくら魅力的な工事計画であっても、計画通り(イメージ通り)に工事を実施してもらえなければ意味がありません。
顧客は、技術力をチェックする際に施工事例を参考にします。そのため、ホームページを所有している場合は、自社のこれまでの施工事例を写真付きで提示するといいでしょう。また、施工事例と合わせてリフォーム後のアフターサービスの内容についても説明できると、顧客はより安心できるため、依頼を受けやすくなります。

特徴・強みのアピール

リフォーム会社といっても、その数は非常に多いため、自社の特徴や強みを明確にアピールすることが大切です。顧客は自分のニーズと会社の特徴が合致しているかどうかチェックします。特にコロナ禍においては、自宅にいる時間が増えたことで、インターネットを中心に情報収集に時間をかける方も増えています。
たくさんの情報を収集しているからこそ、どの会社でも触れているような一般的な特徴や強みをアピールするだけでは、なかなか顧客の心に響きません。自社の強みや特徴を洗い出し、明確に打ち出すようにしましょう。

まとめ

今回は、コロナ禍におけるリフォーム市場の動向から実際に行われているリフォームの内容、顧客から選ばれるためのポイントなどについて解説しました。コロナ禍ではあるもののリフォーム市場自体は落ち込んでおらず、今後は緩やかな市場拡大も予想されています。
しかし、市場拡大が予測されるからといって顧客が簡単に獲得できるわけではありません。顧客からの信頼を獲得し、技術力や強みを明確にアピールできなければ売上は落ち込んでしまうでしょう。

また、顧客管理や工事管理を適切に行い、顧客に適切なタイミングで適切な情報を提供できるようにすることも大切です。AnyONEは、顧客管理から工事管理、見積もり作成、入出金管理までリフォーム工事に伴い発生する業務のほとんどをカバーしてくれるため、興味のある方はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

以下のコンテンツではAnyONEを含めた業務管理システムの機能比較を行っています。どういった違いがあるのか知りたい、業務管理システムに興味があるといった方はこちらもご覧ください。

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