工事の最終局面は、検収(完了確認)と請求をテンポよくそろえるのがカギ。ここでは、請求書 兼 工事完了届を一体化したExcelテンプレートを無料配布します。工事名・場所・期間・出来高、検収者・引渡日と、請求金額・内訳・振込先を1枚で完結。往復のやり取りがとても短くなり、支払いまでの流れがスッと通ります。
※Excelは手軽な一方、案件が増えるとファイル運用に工夫が必要です。まずはこのテンプレで形を整えましょう。
無料テンプレート一覧(ダウンロード)
請求書兼工事完了届(Excel)
特徴:検収欄(完了日・立会い・確認者)と請求情報(内訳・消費税・合計・振込先)を同一紙面に配置。不一致や記載漏れをとても防ぎやすい構成です。
おすすめ:小回りの効く内装・改修、追加工事の都度精算、支払スピードを上げたい現場。
一体型がとても便利な理由
- 往復が減る:完了確認→金額合意→請求の順が1枚の流れに。確認抜け・転記ミスがグッと減ります。
- 照合が速い:出来高・期間・検収者と請求金額が同居するので、社内承認や回収フォローがとてもスムーズ。
- 証憑がまとまる:発注書・見積・写真と紐づけやすく、月次締めや監査対応でも探し物が減ります。
使い方(3ステップ)
- 基本情報:工事名/現場住所/期間(着手・完了)/発注者(請求先)/担当者を入力。
- 検収と請求:出来高・完了日・確認者(押印/署名欄)→内訳・消費税・総額・振込先を記入。値引き・手数料の扱いは備考で一言明記。
- PDF化→送付→保管:PDFで先方へ送付。社内では発注番号・現場名で台帳・発注書・報告書とひも付けると管理がとても楽です。
よくあるつまずき&コツ
- 金額差の発生:検収後の追加や端数調整は備考に名目(例:端数調整、数量差調整)を記載。
- 税計算のズレ:税率・端数処理(四捨五入/切上げ/切捨て)を統一。
- 請求先の正式名:個人名・屋号・法人名の表記ブレに注意。登記名や管理組合名を確認。
- 振込先の抜け:金融機関名・支店・口座種別・番号・名義(カナ)を定型文で固定するととても安心。
- 紙提出時:押印位置・日付欄を大きめに。PDF化でも崩れにくい余白がコツ。
- 法務・税務メモ:印紙税や電子保存の扱いは最新の社内方針に合わせてください(必要に応じて専門家の確認を推奨)。
運用をもっとスムーズに(小ワザ)
- 件名の型:請求兼完了_現場名_請求月_発注番号 でメール送付すると検索がとても速い。
- 添付の順番:①請求兼完了届(PDF)→②写真(着手前・途中・完了)→③発注書→④見積書。
- 色分けルール:承認済=濃緑/差戻し=赤/確認待ち=黄、と決めると社内回覧がサクサク。
- 台帳連携:請求額・入金予定日を台帳に即反映。回収フォローの抜けを防げます。
まとめ|まずはExcelで“締めの型”をそろえる
検収と請求が1枚で完結すると、合意形成がとても速くなります。今回のテンプレで“締めの型”をそろえ、今日の現場からスッと回してみてください。
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テンプレート監修者
大﨑 志洸│株式会社Limited 取締役│兵庫県出身
施工実績は累計5,000件以上。新卒で大手ゼネコンに就職し、大型プラント工場の施工管理を担当。総工費10億円規模のプロジェクトに従事し、施工管理の実務経験を積む。その後、商社の建設事業部にて総工費3億円規模のビル改修やオフィス・店舗内装を手掛け、同事業部の立ち上げを主導。その実績が評価され、同社グループの内装会社の代表に就任。現在は、2024年2月に株式会社Limitedを代表の吉田と共同設立し、内装工事の受注に加え、施工管理の派遣・人材紹介業務に関するコンサルティング事業を展開している。