工事間接費とは?内訳や計算方法、コストを抑えるポイントを解説
施工管理者は建物を建てる上で、工程管理・安全管理・品質管理・原価管理の4大業務を担います。その中でも特に工程管理は、他の業務に与える影響が大きく仕事内容も多岐にわたるため、施工管理者の負担は大きいです。
そのため工程管理を効率化する方法を検討している方は多いでしょう。工程管理の効率化には、工程管理の「見える化」をおすすめします。
本記事では、工程管理の見える化の概要、見える化しないことのデメリット、見える化の効果、見える化する方法を解説します。
INDEX
建設業における工程管理の見える化とは、工事の進捗状況を工事関係者全員が把握できるようにすることです。
建設業における工程管理の見える化を理解するために、進捗状況の見える化と見せる化の違いについて解説します。
また建設業の業務全体の見える化について知りたい方は、可視化との違いや目的、ツールを解説した記事をご確認ください。
先述した通り、建設業における工程管理の見える化とは、工事の進捗状況を見える化することです。進捗状況の見える化とは、工事関係者全員が現在の工事の進捗状況を確認できる状況のことを指します。
通常着工前に工程表を作成するため、工事の予定は工事関係者全員に共有されることが一般的です。しかし工事の進捗状況が常に「見える化」されている現場は多くないのが現場です。
「見える化」と同じような意味で「見せる化」という言葉があります。
見える化とは、データ・数値などを「見たい」と意思を持っている人にだけ見えるようにすることです。見せる化は、意思にかかわらずデータや数字が誰の目にも飛び込んでくる状態のことを指します。
見に行く意思がある人にだけ見えるのが「見える化」、見に行く意思がない人にも見せるのが「見せる化」です。
工程管理の見える化ができていないと、どのようなデメリットがあるのか疑問に持つ方もいるでしょう。工程管理の見える化ができていないデメリットを3つ解説します。
工程管理の見える化とは、工事の進捗状況の見える化のことです。進捗状況が見える化できていないと、正確に進捗度を把握できません。
進捗度が把握できないと、工事が予定より「進んでいるのか」「遅れているのか」を判断できず、協力業者へ適切な指示をおこなえません。
建設現場にはトラブルやミスがつきもので、全てが工程表通りに進捗する現場は、ほとんどありません。いざトラブルやミスが発生した際に、工事の進捗状況が見える化できていないと、適切な対応をおこなうことは難しいです。
進捗状況が把握できていると、施工順番を入れ替える、予定よりも早めに工事を完了させるなどの対応を検討できます。しかし進捗状況がわからないと、状況把握からおこなわなければならないため、トラブルやミスへの対応が遅れてしまいます。
協力業者への発注は一気におこなわず、工事の状況を見て都度必要となる分だけを都度発注している会社がほとんどです。そのため工事の進捗状況がわからないと、資機材・職人さんの発注タイミングを決められません。
協力業者への発注は、工程管理だけでなく、原価管理や品質管理にも関係する重要な業務です。工事の進捗状況が見える化されていないと、納期遅れや原価上昇、低品質工事の原因となる可能性が高いです。
建設業において工程管理の見える化は、施工管理者が抱える業務の負担を軽くします、具体的な工程管理の見える化の効果は、以下の3つです。
1つ目の効果は、工事の進捗状況を管理・共有できることです。先述した通り、進捗状況の管理は、工程管理・原価管理・品質管理に影響を与えます。適切に進捗状況を管理できると、高品質な建物を工期通りに、適正な利益率で完成させることにつながります。
進捗状況を都度協力業者に共有すると、協力業者は状況に応じて以下のことが判断可能です。
●現場に入るタイミング
●職人さんの人数
●材料の発注
●前工程・後工程との調整事項
進捗状況表を誰でも見られる場所に掲示するなどをおこなえば、協力業者から進捗状況を確認する連絡がなくなり、施工管理者の業務負担を軽減できます。
2つ目の効果は、工事の問題点を把握できることです。例えば、予定よりも遅れている工事を簡単に見つけられます。さらに問題の原因(ここでは工事が遅れた原因)を突き止められると、有効な対策を講じられます。
3つ目の効果は、工事の進捗状況を施主様へ的確に説明できることです。積極的な報告は、施主様から信用を得る上で重要です。常に進捗状況を把握できていれば、「今日はA工事まで完了し、進捗率は◯%です」という報告をいつでもおこなえます。
また施主様から「工事は進み具合はどうですか」など問い合わせがあってもスムーズに答えられるため、施主様へ安心感を与えることが可能です。施主様から信頼を得られると、施工管理がおこないやすくなり、施工管理社の負担が軽減されます。
工程管理を見える化する効果は理解できても、「見える化する方法がわからない」と悩む方もいるでしょう。工程管理を見える化する方法には、以下の2つがあります。
1つ目は、工程管理システムを活用することです。工程管理システムとは、工程表の作成・共有、施工写真の管理・共有など工程管理に関連するあらゆる業務に対応します。
システムによっては、工事の予定と実績を1つの工程表にまとめられ、進捗状況の確認に手間がかかりません。さらに現在主流の工程管理システムは、クラウド型でデータをクラウド上に保管するため、工事関係者がシステムにアクセスすれば、いつでも最新の進捗状況を確認できます。
施工管理者は、職人さんが帰った後など決まった時間に進捗状況を更新するだけで、工事関係者全員に工事の進捗状況を共有可能です。
2つ目の方法はエクセルの活用です。定期的に工事状況進捗表を作成し、工事関係者に一括でメールするなどの方法で工程管理の見える化をおこなえます。
ただし紹介した方法は、手間がかかるため注意が必要です。
おすすめする工程管理の見える化がおこなえるシステムは『AnyONE』です。AnyONEは、工事の計画と実施状況を同じ画面で管理ができます。一目で工事の進捗状況を把握できるため、計画に対して遅れている工事をすぐに見つけることが可能です。
さらにAnyONEは、工務店業務全般に対応しており下記の機能が備わっています。
【AnyONEの機能】
顧客管理
帳票管理
工事管理
物件管理
実行予算管理
支払い管理
請求・入金管理
図面・写真管理
アフター・メンテナンス管理
特に見積り作成から実行予算管理、支払管理、請求・入金管理とお金の流れを一元管理できるため、工事の利益率が悪化した原因をすぐに突き止められます。さらに一度システムに入力した情報は、流用できるため、何度も同じ項目・数字を入力する必要がありません。
工程管理の見える化とは、工事の進捗状況の見える化のことです。進捗状況の見える化には、以下のような効果があります。
●工事の進捗状況の管理・共有
●問題点の把握
●施主様への説明
また工程管理の見える化をおこなえるシステムは、工程管理システムとエクセルの2つです。本記事では工程管理システムをおすすめします。
工程管理システムは、工程表の作成や管理、施工写真の共有・管理など、工程管理に欠かせない業務を一元的におこなえます。また現在主流の工程管理システムは、クラウド上でデータ管理するため、場所と時間を選ばずにデータへのアクセスが可能です。
協力業者を含めた工事関係者にも簡単に情報を共有できるため、工程管理の見える化を簡単に実現できます。
工程管理システムの導入で、施工管理者の業務を効率化し、工程管理の負担を軽減可能です。ただし自社に最適なシステムの選定には、複数システムの比較検討が欠かせません。下記の資料は複数のシステムの機能比較をおこなっています。システムを選ぶ際の参考にしてください。
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