工務店向け業務支援サービスの選び方! 手順とポイントを解説

工務店向け業務支援サービスの選び方! 手順とポイントを解説

「営業や顧客の情報をうまくまとめられない」「事業の利益率が低い」など工務店の抱える悩みはさまざま。ビジネスの課題を解決し、目的達成につなげることのできるツールに「業務支援サービス」があります。今回は、工務店向けの業務支援サービスの特徴や選ぶ手順、選ぶポイントについて解説します。

工務店向けの業務支援サービスとは

工務店_打ち合わせ

近年では、業務効率や事業の利益率を高めるために、業務支援サービスを導入する工務店が増えています。
紙やオフラインで非効率に管理していた業務を、インターネットやパソコンなどを活用して効率化するサービスです。
機能では、「SFA」と「CRM」2つの側面を持っています。
SFAは営業管理、CRMは顧客管理を目的とします。
両側面からのアプローチで業務の効率化、利益率アップを目指します。

業務支援サービスについて、詳しく知りたい方は次の関連記事をご参照ください。
(関連記事)
【工務店必見】業務支援とは?SFA・CRMなど基礎知識を解説!

【工務店必見】業務支援とは?

業務支援サービスで何ができる?工務店が導入するメリットと注意点

導入するメリットと注意点

業務支援サービスを選ぶ手順

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具体的にどのようにして業務支援サービスを選べば良いのか、その手順について解説します。

 STEP.1 導入目的を明確にする

前提として、業務支援サービスを導入する目的を決めましょう。
目的を決めるためには、業務の課題を見つけることからはじめます。

まずは、業績や顧客データを踏まえて現状を分析しましょう。
たとえば、「利益率の低さ」や「新規顧客の不足」、「リコールの対応が遅れる」といった課題を見つけます。

課題を見つけたら、解決できる機能が備わった業務支援サービスを探します。

 STEP.2 費用対効果を確認する

導入予定の業務支援サービスの費用対効果をチェックします。
注意点として、「価格が安いから良い」「高いから悪い」という費用だけの判断は避けるべきです。
価格だけではなく、導入して「コスト以上の利益を得られるか?」という観点から判断しましょう。
いくら価格が安くとも、本来の目的である課題解決をできなくては導入の意味がありません。

 STEP.3 業務支援サービスを比較検討する

最後に複数の業務支援サービスから一つに絞るため、それぞれを比較検討しましょう。
ただ、各会社の業務支援サービスを検討するために、サービスの紹介ページを見比べるには時間がかかります。

そこで、いくつかの業務支援サービスの機能をまとめて比較したものをご用意しました。
すぐに見て比較検討を行いたい方は、こちらの記事の終わりをご確認ください。

業務支援サービスを選ぶポイント

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いくつかの業務支援サービスを比較する場合に、大切なポイントについて解説します。ぜひ下記を参考に業務支援サービスを比較してください。

 導入目的に合う機能が揃っているか

各社の業務支援サービスは、さまざまな機能を有しています。
「その機能が導入目的を達成できるのか」を前提に判断しましょう。

一例として、工務店向けの業務支援サービス「AnyONE」があります。
AnyONEの特長は、顧客管理から工事・施工管理、見積もり・発注管理、入出金管理、アフター管理など、工務店業務のすべてをカバーできる機能を有していることです。

たとえば、「新規顧客の不足」という課題に対して、営業エリアを分析して狙い目のエリアを見つけたり、DMやニュースレターの郵送などの販売促進を行ったりということも可能です。
「リコールの対応が遅れる」という課題には、顧客の情報に品目や品番を紐付けておくことで、すぐに検索してリストアップできるため、スムーズな対応を実現します。

課題をクリアし、目的を達成するために必要な機能を有している業務支援サービスを選びましょう。

 適した種類か

業務支援サービスのデータ管理方法は、「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類があります。
2つの違いは、データなどを保管するサーバを設置している場所です。

クラウド型は、インターネット上のサーバを利用します。
一方のオンプレミス型は、自社内に物理的にサーバを設置します。

クラウド型は、初期費用が安く、物理的に管理しなくて良い反面、カスタマイズしにくくビジネスに必要な要件を満たせない可能性があります。
一方のオンプレミス型は、自社に合わせてカスタマイズして安定したサーバを提供できる反面、初期費用がかかって物理的な管理をしなければなりません。

2つは表裏一体の関係にありますが、課題や目的に合わせて最適なサーバは決まります。
先ほど触れたAnyONEは、クラウド型とオンプレミス型どちらにも対応可能です。
ビジネスに最適なサーバ環境を実現してくれます。

サーバについてより詳しく知りたい方は、「業務支援システムの種類」をご参照ください。

 カスタマイズの自由度

パッケージ化しているサービスは導入のハードルが低くなりますが、機能・品質が一定になってしまいます。
そのため、必要とする要件に対して「クリアできない」「オーバースペックになる」といった事態に陥る可能性も。

カスタマイズの自由度が高ければ、過不足ない機能・品質の提供につながります。
目の前の課題だけでなく数年先、数十年先の事業を見据えて、長期的な利用に適した自由度の高いサービスを選ぶと良いでしょう。

 操作のしやすさ

業務支援サービスは、マネジメント層から現場の従業員まで、さまざまな立場の方が利用します。なかにはパソコンやタブレット操作の苦手な方もいるかもしれません。
「業務効率アップのためにサービスを導入したのに、操作が難しくて効率が悪くなった」ということになれば、本末転倒です。そのため操作しやすいサービスを選んでおくと、操作が苦手な方でも利用しやすいでしょう。

例えば工務店向けの業務支援サービス「AnyONE」は、現場のスケジュール変更を簡単な操作で行うことができ、工程表や見積もりの作成を過去のデータやテンプレートを利用できます。
毎回、ゼロから作り直して時間のかかっていた作業もAnyONEなら効率良く行えるでしょう。

 サポート体制

サービスを導入してからの運用にはトラブルがつきものです。例えば、「ツールがうまく動作しない」「ログインできない」といったトラブルがあるでしょう。このようなトラブルに対応してもらえる充実したサポート体制があると嬉しいです。満足のいくサポート体制も、サービスの判断材料となります。
実際、システムを導入した企業のうち約半数の47.2%が失敗している実態もあり、課題はシステムがユーザに定着することであるとされています。(※)
システムがユーザに定着するまでの期間をサポートするプランがある工務店向け業務支援サービスに「AnyONE」があります。

AnyONEのサポートプランには、導入時の操作講習だけでなく、実務的な運用への講習する運用講習など、業務フローにシステムを定着させるコンサルティングプランがあります。ビジネスのPDCAを回して、業務効率化や利益性アップを図れるでしょう。
もちろん、電話・メールなどで対応するオンラインサポートはすべてのカスタマーが利用可能です。充実したサポートで、スムーズな運用や業務改善を行えるでしょう。
(※【参考】日経コンピュータ、2018年3月1日号 pp.26-39

まとめ

業務支援サービスは、自社の抱える課題や導入の目的に応じて、最適な商品が決まります。
価格メインで選んだとしても必要な機能を有していなければ、課題の解決や目的の達成にはつながりません。
十分に比較検討した上で、最適なサービスを選びましょう。

しかし、日々の業務で忙しい方は、比較検討の時間を確保することも難しいかもしれません。
そこで、下記のページで各社の業務支援サービスの比較検討をまとめました。自社の課題解決、目的達成のための参考にしてみてはいかがでしょうか。

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