株式会社morry corporationは、長野県北佐久郡に拠点を置き、住宅の営業を展開している企業です。新築からリフォームまで幅広く請け負われ、特にリフォームには、建具の調整といった小規模なものから、キッチンやバスルームの交換、屋根や外壁の塗装、部屋の間取り変更といった大規模な工事まで、幅広いニーズに対応さされています。

同社は2022年に設立。代表の森様は地域のお客様に対して、丁寧な営業を心がけてらっしゃいます。工事については協力業者様に発注し事業を展開されています。

今回は、起業前からシステムを検討していた森様に、 AnyONE導入の経緯や効果についてお話を伺いました。

導入前の課題

森様は、起業以前に建築会社で営業職として経験を積んでおられました。その中で、顧客管理や工事管理、さらには原価管理など、各部署が別々のシステムやエクセルで情報を管理していたことが、業務の効率を妨げる要因となっていると感じていたそうです。

その経験から、会社を立ち上げる際には、業務の基盤となるシステムを導入し、どの部署からでも迅速に情報を確認できるような体制を整えたいと考えていました。また、一人で多くの業務を管理する際の負担感もあり、起業と同時にシステム導入の必要性を強く感じたとおっしゃっています。

AnyONE導入の決め手

森様は、数社のシステムを検討した結果、AnyONEのデモを受けることを決定しました。デモでは、見積作成から工事台帳まで、建築業界の基本的な業務フローを一つのシステムで管理できる点が詳しく説明され、その使いやすさと利便性に大きな魅力を感じたそうです。

特に、わかりやすい操作方法とシンプルなインターフェースが、日々の業務をスムーズに進めるための重要なポイントとなり、「これなら私の要望を叶えてくれる」と確信し、導入に踏み切りました。

導入後の効果

森様は、AnyONEの導入後、その効果にとても満足されていると語ってくださいました。現在、見積書や請求書、契約書などの重要な書類をAnyONEで一元管理しており、情報をリアルタイムで確認できることや、ボタン一つで各種書類を迅速に出力できる点が特に画期的だと感じているそうです。

以前はエクセルで見積書を作成していた際に、関数のズレやレイアウト崩れなどの問題が発生することが多かったため、操作に対するストレスが常にありました。しかし、AnyONE導入後は、必要な情報を入力するだけで簡単に見積書が作成できるようになり、そうしたストレスが一切なくなりました。

また、別荘の管理もAnyONEを活用して行っています。別荘は主に連休や週末に利用されるため、普段は人がいません。そこで、鍵の管理や庭の手入れ、防犯対策、水道や電気の管理を含めた総合的な管理を行っています。工事登録機能を使用することで、年間どれだけの費用がかかるかを単価や原価を入力して算出し、経費管理を効率的に行うことができています。

システム操作が苦手な森様にとって、導入当初は不安もあったそうですが、専属のサポート担当者が画面共有を使って丁寧に説明してくれたおかげで、すぐに安心して操作を覚えることができました。このサポート体制が、AnyONEを導入して本当に良かったと感じる大きな要因の一つだとおっしゃっています。

また、AnyONEのデータ蓄積機能はとても便利で、特に変更が多いリフォーム業務において、予定通りに利益が出たかを感覚だけで判断するのではなく、具体的な数字として粗利率を確認できる点がとても役立っています。今後の会社経営において、客観的なデータを基にした経営判断が可能になったと感じており、AnyONEがその指標となることを確信しています。

今後の展望

森様は、「お客様とはお互いに顔が見える関係性を築きながら、仕事を広げていきたい」との思いを語られました。また、今後の会社の成長や業績を振り返る際に、AnyONEをさらに活用していきたいと考えています。特に、将来的に社員が増えた際には、入力業務を任せられるよう、社内ルールをAnyONEの運用に沿って整備していく計画です。

株式会社morry corporationは、AnyONEの導入によって情報の一元化という課題を解決し、業務プロセスを大幅に改善しました。今後もAnyONEを活用し、社内ルールの整備を進めることで、安定した経営を目指しています。AnyONEはその成長と発展を全力でサポートしてまいります。