紙とエクセルで管理していた情報がすべて一元管理できるように。

株式会社加行建設
株式会社加行建設は、創業50年以上の歴史を持つ、宮崎県延岡市に根ざした建設会社です。同社は、「お客様とのお付き合いは、家を建てたら終わりでなくご入居して頂いてからが本当のお付き合いが始まる」というモットーのもと、地域密着型の事業展開を行っています。
事業領域は幅広く、新築住宅やリフォームから商業施設、社寺仏閣、公共工事など多岐にわたります。地域のニーズに合わせた施工とサービスを提供することで、地域の発展と共に歩み、地元の方々からの信頼と支持を得ています。
2021年に導入されたAnyONEについて、導入担当窓口である加行様にお話を伺いました。
紙やエクセルなどバラバラの情報管理。業務が属人的な状況だった。
AnyONE導入前は、顧客情報がバラバラになっていたり、見積作成や管理、写真の保存がルール化できていないという課題がありました。
顧客管理では、顧客の情報を紙で管理していたことに効率の悪さを感じていました。紙のファイルでは検索に時間がかかったり、一部の情報が不足していたり、担当者の記憶に頼ることも多く、非効率かつ属人的な状態でした。
見積書はエクセルで作成していましたが、担当者ごとに異なるフォーマットを使用していたため、統一性が欠けるだけでなく、見積書の内容や表現がばらついたりすることがありました。そのため、会社として統一したフォーマットの必要性を感じました。
また、写真管理においては、個別に管理ソフトを導入している担当者がいたり、保存の場所やルールが統一されていない状態でした。
このような状況では業務効率が悪く、顧客へのサービスに影響が及ぶ可能性も考えられました。そこで、情報一元化と業務効率化を図るために、システムの検討を始めました。
システム検討では数社検討したなかで、AnyONEの説明がわかりやすく、導入後の課題解決のイメージもできたため、導入することを決めました。
情報をすべてAnyONEに集約したことで、業務の見える化が実現。
ITシステムの導入は、年配の社員もいたので不安がありました。最初、AnyONEは難しそうにみえていましたが、使い始めると簡単に操作できることがわかり、徐々に慣れていきました。
顧客情報をはじめ、スムーズにシステムへ移行ができました。AnyONEを導入したことで、社内の見積書のフォーマットを統一することができました。AnyONEでは、過去に作成したデータを簡単に引き出せることや、関数の壊れや誤りがないことから、エクセルよりも見積書の作成が格段に早くなりました。エクセルでは、金額に誤りがないかチェックするために、2人がかりで確認していましたが、AnyONEではその作業時間が大幅に削減されました。
課題として気づいていなかったところも業務効率化が実現できました。以前は、契約書や追加工事の書類はバラバラで管理されていましたが、AnyONEに統合することで、情報の一元化をできました。これにより探す手間が省かれ、必要な情報をすぐに確認できるようになりました。細かな部分ですが、建築業界では金額や契約内容の変更も多いためとても助かっています。
また事務所でも現場でも、最新の情報がリアルタイムで確認することができ、とても便利です。以前は、現場と事務所間でのFAXのやりとりも多かったのですが、AnyONEの導入により、現場のFAXを設置する必要がなくなりました。
さまざまな社内業務が効率化でき、とても満足しています。今ではAnyONEは業務に欠かせないシステムになっています。
会社のさらなるDX化と地元の地域貢献を目指す。
現在は若手社員も増え、さらにDX化を進めていく考えです。DX化により、数字や利益の見える化を強化し、さらなる成長を目指します。また、地元の延岡市を盛り上げ、地域社会への貢献に注力していきたいです。今後もより良いサービスと地域への貢献を追求していきます。

- 社名
- 株式会社加行建設
- 住所
- 宮崎県延岡市
- URL
- https://kagyou-j.com/