北海建設株式会社は、北海道札幌市に本社を構え、BtoB内装工事に特化した建設会社です。年間約200件の大小さまざまなプロジェクトを手掛け、その中には飲食店や大手フランチャイズの店舗が含まれており、多岐にわたる案件に柔軟かつ専門的に対応しています。
今回、同社で全体を管理されている山本様と、大谷様にAnyONE導入に関するお話を伺いしました。

正確な資金管理を実現するため、システムの導入を検討。

以前はエクセルで案件管理を行っていましたが、金額の把握が難しく、特にその月において、収入と支出がどれくらいかを把握できず、正確な資金繰りができないことに課題を感じていました。

この状況を改善し、業務効率化を進めるためにエクセルからの脱却とDX化を模索することになりました。ITシステムの導入ははじめてで検討は6〜7社ありました。そのなかで「AnyONE」のエクセルのような操作性が、最も導入イメージが湧いたため導入に至りました。

資金繰りが見える化でき、業績の把握も楽になりました。

AnyONEの導入により、金額の把握や資金繰りの課題が解消され、業務プロセスの効率向上が実現しました。最初に見積もり作成の機能から導入し、その後に実行予算、発注管理、入出金管理など、様々な機能を広く活用しています。

エクセルでは難しかった正確な金額管理が、AnyONEにより効率的かつ透明になり、月々の収支が明確に把握できるようになりました。今月、来月、再来月までの出金・入金予定の管理ができることで、資金繰りの見通しを把握し、的確な意思決定が可能になりました。一ヶ月単位での工事の合計や利益の推移が一覧でき、業績の把握も容易になりました。

現在、社内でのAnyONEの利用状況は100%です。数字の可視化とリアルタイムな情報共有が業務全体をスムーズに進め、経営においても欠かせないツールとなっています。

［大谷様からのお話］
請求書の処理が大幅に楽になりました。特に工事に対して紐づく、業者ごとへの請求書管理がスムーズになり、処理時間が半分程度に短縮されました。

請求書の処理において、書類のカスタマイズ機能が大変便利に感じています。これにより、工事関連や入金関係など、それぞれの業務に合わせて必要な書類を簡単に作成でき、柔軟性が向上しました。特に、元々のベースにエクセルとの連携が容易で、追加のカスタマイズも簡単に行えたため、効率的に業務を進められるようになりました。

私達は工事関係の書類を個別にカスタマイズし、一方で入金関係は経理のものでカスタマイズして使用しています。AnyONEのカスタマイズ機能の使いやすさが、スタッフ全体の生産性向上に寄与しています。

業務プロセスをより最適化する、さらなる挑戦へ。

AnyONEの導入によって得た効果をさらに活かし、今後は業務プロセスのさらなる最適化を進めていく予定です。新たな機能やアップデートが行われるAnyONEを積極的に活用し、建設業界においてより一層競争力のある企業として成長していくことを目指します。