AnyONEで、粗利をタイムリーに把握できるようになりました。
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ナガモチ工房(株式会社N&N)
埼玉県さいたま市を拠点として、塗装サービスを提供するナガモチ工房(株式会社N&N)様。塗装職人だった見目様が会社を設立する際に掲げたのは、「自分の家だったらどうするか」とお客様目線で考え、寄り添うこと。設立当初からの想いは変わらず、16期目を迎えます。
2021年4月にAnyONEを導入したナガモチ工房。今回は、代表の見目様とデザイナーの小早川様に、AnyONEを導入したきっかけや導入後の変化について伺いました。
きっかけは、見積もりと粗利のギャップ
エニワン導入前は別のソフトを使っていたんですが、「顧客」「見積もり」「請求」の機能が少しずつ使えるようなものでした。見積もり段階から実行予算となったとき、業者の請求が予定より高くなり、思っていたより粗利が少なくなってしまう。この業界だととても多いんですけど、以前使用していたソフトでは、そこが「どんぶり勘定」になってしまうことに困っていました。
年間通すと、80から100棟の案件を請け負っており、一件一件の細かい誤差でも積み重ねていくと大きなものになります。実際に税理士に損益を整理してもらって出てきた数字と、私の予測していた数値とでは大きな乖離がありました。
そのような悩みは以前のソフトや、エクセルでは解消できず、新しいシステムの導入を検討していました。3社4社と話を伺う中にエニワンがありました。エニワンは工務店向けとのことだったのですが、見積もりや発注・請求が細かく編集・管理ができるという説明を受け、塗装業である当社の課題も解決できるイメージが湧きました。
導入当初は、住宅向けシステムということもあって、当社の業務に合わせるのにサポートもいただきましたが、エクセルに近い操作感で違和感なく使っていくことができました。
今では、エニワンで実行予算を組んで、工事が終わると帳票を出力することをルール付けています。見積もりから実行予算へと連携できることで、粗利がタイムリーに見られるようになりました。税理士の計算との誤差もほとんどなくなり、とても助かっています。
業務効率化を実感
予実の管理がしっかりとできるので、損益計画も細かく把握できるようになりました。計画とズレがあると、改善の施策を打つ、といったサイクルも早く回せるようになりました。以前のソフトだと、経費が計画よりかかってしまった場合の対応に苦慮していました。エニワンではそこもしっかり管理・把握できるようになり、「どんぶり勘定」から抜け出そうという、当初の目的が果たせて、とても満足しています。
またエニワンの運用は、社内のルールや意識付けができると、従業員にエニワン入力のルーティンを守ってもらうことで、これまでの煩雑さが解消しました。
着工前・着工・アフターと一括管理できるエニワンのおかげで、業務の分担がしやすくなりました。着工までは私が粗利を計算、着工してからの経費入力や入金・出金管理は任せる、という体制をとれるようになりました。業務効率により生み出した時間は、営業など他の仕事にあてています。
エニワンはぜひおすすめしたいツール
当社の場合、業務の再現性が高く、それほど経費の振れ幅はありません。それでもエニワンを使うことで、経費の削減効果が見られました。新築工事などエニワンの真価を発揮できるような業種だとその効果は大きいんじゃないですかね。ぜひおすすめしたいです。
- 社名
- ナガモチ工房(株式会社N&N)
- 住所
- 埼玉県さいたま市
- URL
- https://www.paint-nn.jp/