AnyONE導入によって、帳票作成の時間が大幅に削減できました。

有限会社海藤工務店
1979年の創業以来、神奈川県横浜市に根差した工務店として、時代のニーズに応え続けてきた海藤工務店様。伝統的な社寺建築の改修も手掛ける技術をもち、大工業を大切に受け継ぎながら、家づくりに取り組む地域密着型の工務店である。
海藤工務店様は、2020年からAnyONEの利用をスタートした。今回は、有限会社海藤工務店の取締役 海藤義弘様に、AnyONE導入の経緯や導入後の変化について伺った。
入社後、まずとりかかったのはシステムの土台作り
県内のみならず、東京都内近郊で新築住宅やリノベーションの施工を手掛ける海藤工務店様。大きな特長は、社員のなかで大工が多くの割合を占めているというところ。
「私が海藤工務店に入社したのは2年ほど前になります。それ以前は不動産の事業に携わっていました。父の年齢のこともあって、本格的に参画することになりました。」
AnyONEの導入は、海藤様がITツールの必要性を感じたことがきっかけだったという。では、初めてのシステム導入はどのように進めたのだろうか。
「前職では、総合不動産ということもあり、新築住宅やリフォームを取り扱う建築のセクションもあったんです。私は、その中で見積もりをITツールで作成したりしていました。ただ、海藤工務店に入ってわかったのですが、見積もりなどを作成したり、管理する仕組みがないに等しかったんです。
書類の大半はエクセルで作成したり、過去の案件の履歴も書類ベースでは残っているけれど、データとして検索しづらかったりといった状態で、そのようなあり方を是正したく、工務店向けのITツールを探し始めました。」
前職の総合不動産会社での業務とギャップを感じられ、ITツールを探し始めた海藤様。どのようなところに重点をおいたのか。
「当時は、ほとんどデジタル化できていなかったので、まずはシステム化というところが課題でしたね。なにもないような状態だったので笑。その中で重視したのは、『作業効率が良いもの』、『手順の少ないもの』というところがポイントでした。
何社かのツールを比較して、工務店のすべての業務を一つのソフトでまとめられるAnyONEを導入することに決めました。」
さらなる効率化・利益率の向上に取り組む
では、実際にAnyONE を利用してみて、どんな点が便利だと感じられているのだろうか。
「顧客登録を起点に以降の工程も一元化されているというのは、とても便利だなと感じました。便利さがわかってきたので、AnyONEをプラットフォームとして、新規案件に関してはすべてAnyONEで管理するようにしました。」
「以前、エクセルで作成していたときには、数式がずれてしまったりということがあって、『本当にこの数字であっているのかな』と確認に時間がかかっていたんです。AnyONE導入後は、そんな抜け漏れの心配もなくなり、見積もり・請求であったり、契約書がスムーズに作成できるようになりました。時間短縮もできるうえに安心感もあるので、とても満足しています。」
「今後は、従業員も増やしていって…といろいろ考えているんですが、まずは足元を固めるところを大切にしたいと思っています。また今、AnyONEは見積もりを中心に使用しているんですが、せっかくさまざまな機能があるので、どんどん使っていくようにしたいと思っています。」
会社の土台のシステム化に舵を切られた海藤様。新たなチャレンジを続けられる海藤工務店様を、今後もAnyONEを通じて支援していきたい。
- 社名
- 有限会社海藤工務店
- 住所
- 神奈川県横浜市
- URL
- https://www.kaito-koumuten.com/