顧客データをマーケティングに活用し集客・営業コストを削減。

株式会社 中商

目 的
  • 顧客管理とマーケティングに使えるシステムが必要
  • 資料請求やDMを効率化したい
効 果
  • マーケティング視点で情報を活用できるようになった
  • 顧客管理が効率化。集客・営業コストの削減に成功
  • お客さまとのやりとりが見える化。情報共有や蓄積がスムーズに

顧客管理とマーケティングに使えるシステムがほしかった

「これからは、新規だけでなくOBのお客さまを丁寧にフォローして満足度を高め、顧客生涯価値を最大化しよう」などとよく言われます。私も同意見で、OB向けのサービスをもっと強化したい、と常々考えてきました。 ネックは、社内に「ちゃんとした顧客管理システム」がなかったこと。

当時は、他のシステムや端末と通信ができない専用ソフトとエクセルの2つを使い分けて顧客管理をしていましたが、2つが連動しないので、入力の手間だけかかり、情報を生かし切れないなど課題がたくさんありました。

そんな時に『エニワン』を知りました。顧客管理はもちろん、見積もりや現場管理、工務店業務のほぼすべてを“一元管理できるシステム”に興味をひかれ、開発メーカーのナカザワ建販に詳しい話を聞かせてほしいとお願いしました。

特に気に入ったのは、新規もOBも、ステータスの異なる顧客を同一システムで管理できること。そして、その顧客データをマーケティングに活用できる柔軟さでした。

導入して半年。集客からアフターまで活用中

いまは、集客からアフターまで、ほぼすべての工程で『エニワン』を使っていますね。

まず集客では、ホームページから資料請求してくれた人をエリアや建築予定時期別にセグメントして登録。構造見学会やOB宅見学会の開催時には、そのイベントの性質やエリアに合う人だけを抽出、DMやテレアポで告知するのに使っています。

営業では、打ち合わせ内容はもちろん、そのお客さまの考え方やこだわりまで社内で共有します。誰とどんな話をしたかをカレンダー上に入力すると、それが全部顧客台帳に自動で紐づいて、時系列に見ることができるので「担当しか状況がわからない」という属人化を防げます。

営業との会話や関係性も把握できるので、その後を引き継ぐ設計や現場監督は対応がしやすいうえ、伝達ミスや行き違いもなくなります。

そして、契約となったら契約書の図書登録、工程表の作成、アフター管理でも『エニワン』を活用しています。

資料請求客やDMにかかるコストをスリム化

集客・営業の効率化にも成功しつつあると思います。

当社のブランド「D’S STYLE」は個性的なデザイン住宅で、インスタグラムやフェイスブックを使ったライフスタイル提案市展開していて、おかげさまで認知度が高く、某住宅ポータルの広告反響率トップをずっとキープしています。

ただ、資料請求数もそうですが、エリアが広いので、イベントの度にすべての人を対象にDMやチラシを打っていたら大きなコストがかかります。これまでもエクセルで対象者を抽出していましたが、そこまで厳密にセグメントできていなかったので、リストの重複は多く課題になっていました。

いまはその作業を、エニワンを使うことで手間なく、低コストで、確実にできるようになりました。

経営者としての「安心感」が得られる。次のテーマは現場の効率化

情報が時系列で蓄積され、社内で共有できるメリットってすごく大きいと思います。

顧客と営業のやりとりなどは、各部門のマネージャーが把握してスタッフとうまく意思疎通を図ってくれているので、社長である私が細かく把握して口を出すことはありません。でも、見ようと思えばいつでも見られる。そういう環境が整っている安心感はとても大きいです。

2017年は、協力業者の皆さんを巻き込んで『エニワン』を活用したいという構想があります。協力業者の皆さんにも使ってもらえば、見積もりを手入力する手間、スケジュール確認・調整にかかる電話やファックスの煩わしさを一気に省くことができますから。図面や地図の共有、写真管理など、現場を効率化できたときの価値は大きいでしょうね。

バージョンアップのスピードと開発への想いが私たちにも伝わる

うれしいことに、この1年で『エニワン』の営業日報機能が大幅に強化されました。

これは、当社からの「顧客情報をマーケティング的に使いたい」という要望を受けて、機能を拡充してくれた部分なんです。

利用者の声を「貴重なノウハウ」と捉えて真摯に耳を傾け、それが工務店の実務に必要だと判断したら、すぐに開発にとりかかる。

普通、システム会社はそこまでしてくれませんが、『エニワン』はスピード感も行動力も他とは大きく違います。いまも、いろんな企業の要望を聞いて毎月どこかをバージョンアップしているそうです。

彼らは、「よろこんでほしい」という想いでシステムを開発しているのが伝わってきます。コストパフォーマンスがいいし使い勝手もいい。当社もお客さまや地域の人に、まずは「よろこんでほしい」という想いで動いているので、通じるものを感じるんですよね。

長年使ってきたシステムをガラリと変えるのは面倒だし、勇気がいることです。それでも私は、『エニワン』は導入する価値があると思えたし、実際に使ってみて、やっぱり決断してよかったと思っています。

社名
株式会社 中商
住所
大阪府岸和田市
URL
http://www.nakashou-co.jp

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