工事情報共有で業務時間を劇的に削減!課題とクラウド型システムの選び方
建設業界は、長年にわたって人材不足に悩んでいます。
若い人材が、建設業界に対し「3K(きつい・汚い・危険)」のイメージを持ち、新たな担い手の確保が難しくなっているためです。
今後、業務を支えたベテランの年配者たちが退職を迎える一方であるため、人材確保のために3Kの解消、つまり生産性向上を図っていく必要があるでしょう。
今回は、3Kを解消するために生産性を向上できる9つの方法、工務店での具体的な施策ポイントを解説します。
INDEX
生産性向上とは、「少ない労力で多くの利益をあげるために、業務を改善すること」です。
労力には、ヒト・モノ・カネ・情報などの経営資源が当てはまります。
一般的に生産性の向上は、次のイメージを持たれています。
●作業量を減らす
●多くの作業をこなす
●仕事のスピードを上げる
つまり、「作業の効率化」といえるでしょう。
生産性向上について重要なポイントは、「利益が上がる効率化なのか?」という観点を持つことです。
すべての作業の効率化が必ずしも利益を上げるとは限りません。
次のような弊害が発生することもあります。
●最新のシステムを導入したが、従業員が使いこなせずコストが増えた
●作業のスピードが上がったが、細かい作業までするようになり逆に作業量が増えた
●スピードを優先した結果、ミスが増えて修正に時間を取られるようになった
ただ効率化するのではなく、「利益を上げる」ために効率化をしましょう。
生産性の計算方法や建設業で低い理由もチェックしてください。
実際に工務店では、どのようなことに取り組めばいいでしょうか。
生産性を向上させる9つの方法を解説します。
業務の見える化とは、「いつ・どこで・誰が・何をしているのか」を把握することです。
次の効果を期待できるでしょう。
●仕事の量と質を適切にする
●全体の工数を減らし、生産性を高める
●業務の見える化で、仕事の属人化を改善する
ペーパーレス化とは、資料の電子化(データ化)です。
電子化によりPCやスマートフォンなどで資料を共有・閲覧できます。
ペーパーレス化を進めるポイントは以下の通りです。
●業務を洗い出す
●部分的にペーパーレス化を行う
●ペーパーレス化のためのITツールを導入する
●タブレットを導入する
ペーパーレスは国も推進しているため、積極的に取り組みましょう。
ペーパーレス化の背景や成功方法について詳細をチェックしてみてください。
属人化とは、「業務や顧客を担当できるのが、ある個人に集中する」ことです。
属人化にはさまざまな弊害があります。
担当者が多忙で業務の着手が遅れたり、体調不良や家庭の事情などで休みが続くと仕事が進みません。
また、社内で情報共有がされていないため、担当者にしか顧客・現場の情報がわからず、本人に確認が取れるまで対応ができないこともあります。
属人化のほとんどは、ベテランに任せている専門性の高い業務で起きます。
ベテランが退職すると、これらの業務で蓄積された知識や技術が継承されません。
業務マニュアルの作成や、業務を外注(アウトソーシング)して脱属人化しましょう。
後ほど詳しく解説します。
社内で業務に関する知識・情報を集めて、情報共有しやすくすることで効率化につながります。
電子化やツールの導入をして情報を集めやすくすると、リアルタイムで共有できます。
業務効率化ツールを使って、情報共有のコストを削減に取り組みましょう。
効率化に特に役立つことは、業務効率化ツールを導入することです。
根性論で業務効率を上げることもできますが、いずれは限界に達し、集中力の低下やミスの発生にもつながるでしょう。
例えば以下の業務はツールを導入することで効率化できます。
●顧客管理
●工事や施工管理
●入出金管理
●アフター管理
まずは、業務全般を管理できるツールの導入をおすすめします。
モチベーションとは、「何かを行うときの動機付け・目的意識」を意味します。
人間が行動を起こし持続させるためには、モチベーション(やる気)が必要です。
従業員のモチベーションが高い会社は、翌年に純利益が伸びることが明らかになっています。
実際に、従業員のモチベーションが高い会社は、翌年の売上・純利益が伸びることが明らかになった調査事例もあります。
上述のモチベーションアップと関係することとして、「スキルアップ」はモチベーションアップにつながります。
スキルアップには2つの方向性があります。
「持っている能力をさらに向上させること」と「新しい能力を身につけること」です。
これらを実現するために、以下の方法で学ぶことができます。
●読書
●セミナー
●通信教育
●eラーニング
個人のスキルアップは企業全体のモチベーションアップ(=業績アップ)につながります。従業員が学習する会社の風土を育てましょう。
もし業績が思うように伸びないなら、人材配置を見直しましょう。
人材配置は5つの方法があります。
1.異動・配置転換
2.採用
3.昇進
4.雇用形態の変更
5.リストラ・雇い止め
生産性を上げるために、人材配置についても検討しましょう。
アウトソーシング(外注)の目的は「自社の弱みを捨てること」です。
小さな企業では、多くの業務を抱えやすいです。
しかし、業務を抱えるほど自社の強みがなくなり、業績は悪化します。
経営の神様と呼ばれたドラッカーも、以下のように「強みに集中せよ」と強調しています。
「人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。
弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。
強みに集中し、卓越した成果をあげよ。」
【出典)『マネジメント エッセンシャル版―基本と原則』 (2001年) ピーター・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
弱みを捨てて強みに集中するために、自社業務を外注化しましょう。
アウトソーシングに似た考え方に、業務を一括に外注する「建設BPO」があります。
ここからはより具体的に、工務店における生産性向上のポイントについて紹介します。
業務の洗い出しによる見える化は、生産性を大きく向上させます。
業務のムダや属人化に目が行き届くようになるためです。
具体的には以下のようなムダを見つけられます。
●他の従業員が重複して行っている作業がある
●同じような作業が数回発生する
●連絡が漏れたため納期に遅れる
業務の洗い出しをしていなければ、多くのムダが潜んでいるかもしれません。
費用をかけず生産性が向上するため、すぐにでも取り組みましょう。
人手不足の解消のポイントは、工数を減らして働き方を改善することです。
若年層が建設業に抱く3K(きつい・汚い・危険)のマイナスイメージを払拭するためです。
働き方改革の一環として、外注やツールを積極的に導入しましょう。
生産性を向上させるには、まず自社の業務についての理解が欠かせません。
どこにムダやムリが生じているのかを把握し、工務店の業務効率化のために、新しい業務効率ソフトの導入を検討してみませんか。
AnyONEは生産性を向上させるための機能を豊富に取りそろえてあります。
今回は生産性を向上させる9つの方法について解説しました。
工務店の若い人材を確保するために、3Kイメージの払拭を目指す、その第一歩として生産性の向上を図りましょう。
検討時には、各サービスの機能比較を行っている下記のページを参考にしてください。
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