現場監督の残業が多い理由は?労働時間の現状と是正する方法

現場監督の残業が多い理由は?労働時間の現状と是正する方法

建設業における長時間労働が問題視されており、現場監督のうちおよそ75%が、平均的な時期(通常時)の1週間に40時間以上働いています。

残業が慢性化することにより、最悪の場合は「過労死」に至る事案も確認されている状態です。
万が一の事態を避けるために、今回は労働時間の現状と是正について解説します。

【現場監督】労働時間の現状

【現場監督】労働時間の現状

建設業は他の産業よりも労働時間が多く、過労死問題も発生している状況です。
これらの問題を解決するために、業務の効率化や生産性向上が必要だといえます。

 他の産業よりも労働時間が多い

建設業は、他の産業よりも労働時間が多いと指摘されています。
「一般社団法人 日本建設業連合会」が掲載したグラフでは、国内の「全産業」と「建設業」での労働時間の推移を比べています。

建設業の週休二日制を実現します p.2|一般社団法人 日本建設業連合会
【引用】建設業の週休二日制を実現します p.2|一般社団法人 日本建設業連合会

調査を始めた1987年からその差は広がっていき、2016年時点では年間300時間も多く働いていることが明らかとなっています。

また厚生労働省は、「通常期」と「繁忙期」での1週間あたりの労働時間についても資料でまとめています。
全体では、「40時間以上働いている人」の割合は通常期でおよそ75%、繁忙期でおよそ78%となっています。

特筆すべきは、「職種によって労働時間が変わること」です。
技術者(現場監督)は、通常期・繁忙期ともに、他の技術者や技能労働者よりも労働時間が長くなりがちで、繁忙期では「週に80時間以上働いている人」の割合は18.5%におよびます。

過労死等をめぐる調査・分析結果 p.83「第1-1-12 図 1週間の労働時間(平均的な時期(通常期))(建設業・労働者調査)」|厚生労働省

【引用】過労死等をめぐる調査・分析結果 p.83「第1-1-12 図 1週間の労働時間(平均的な時期(通常期))(建設業・労働者調査)」|厚生労働省

過労死等をめぐる調査・分析結果 p.84「第1-1-13 図 1週間の労働時間(最も忙しかった時期(繁忙期))(建設業・労働者調査)」|厚生労働省

【引用】過労死等をめぐる調査・分析結果 p.84「第1-1-13 図 1週間の労働時間(最も忙しかった時期(繁忙期))(建設業・労働者調査)」|厚生労働省

 過労死問題

長時間労働は、「集中力を低下させ、人的ミスを引き起こす」といった問題だけに止まりません。最悪のケースでは、過労死につながることすらあります。

厚生労働省は、令和元年(2019年)に「令和元年版 過労死等防止対策白書」を公表しています。
この資料では、「建設業における労災認定事案の分析」について触れています。
(※平成22年1月〜平成27年3月までに認定された脳・心臓疾患、精神障害事案を分析しもの)

特に現場監督の精神障害事案では、59件のうち30件が自殺に至っています。
その精神障害の原因と考えられるストレス要因は、59件中29件が「長時間労働」、21件が「仕事内容・量の大きな変化」とわかっています。
中には、「2週間の連続勤務」「極度の長時間労働」が原因の事案もありました。

過労死は、尊い命を奪ってしまう取り返しのつかない事態です。
それを引き起こした企業の経営者・管理者は責任を問われ、遺族への謝罪は当然のことながら、慰謝料請求を受ける可能性もあるでしょう。また、企業の社会的信用の失墜は免れず、業績にも悪影響を与えかねません。

こういった過労死問題を防ぐために、業務効率化や生産性向上を図り、働き方改革を行うことが大切です。

【現場監督】所定外労働(残業)が生じる主な理由

【現場監督】所定外労働(残業)が生じる主な理由

もちろん、所定外労働(残業)を増やしたくて増やしている経営者・管理者はいないでしょう。

しかしその意図に反して、現場監督は業務量が多く、人員不足や顧客からの不規則な要望への対応によっては長時間労働になりがちです。

 業務量が多い

厚生労働省の資料では、所定外労働が生じる理由についてまとめています。
その理由の第一位が「業務量が多いため」です。

職種別にみると、技術者(現場監督)では「事務書類が多いため」(%)の割合が、他の職種に比べて高くなっています。
現場監督は、工期通りに工事を進めるためにさまざまな業務へ携わりますが、特に事務書類の処理に負担を感じています。

過労死等をめぐる調査・分析結果 p.84「第1-1-13 図 1週間の労働時間(最も忙しかった時期(繁忙期))(建設業・労働者調査)」

【引用】過労死等をめぐる調査・分析結果 p.84「第1-1-13 図 1週間の労働時間(最も忙しかった時期(繁忙期))(建設業・労働者調査)」

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 人員が不足している

業務量が多いことの次に多い理由が、「人員が不足しているため」です。

建設業では、主力人材が高齢化しており、10年後には彼らのほとんどが退職を迎えるため、業界全体で人材不足に陥ることを問題視されています。
これを解消するためには、若い人材の確保・育成が急務といえるでしょう。

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しかし、通常業務の忙しさから人材育成に時間をかけることができず、思うように育成できていないのが実情です。

 顧客からの不規則な要望への対応

顧客からの不規則な要望への対応も、人材不足と同じく、所定外労働を増やしている要因です。

顧客からの要望は、どのタイミングで来るかがわかりません。
顧客との打ち合わせ中ならまだしも、メッセージでかんたんに依頼できるため、たとえ他の現場に出向いていても、不規則な要望に対応しなければなりません。

顧客の状況によっては、「いったん事務所に戻ってからでないと対応できない」といった理由で、よけいに時間がかかることもあるでしょう。

現場監督の残業を減らすにはAnyONE

AnyONE公式サイト

こういった要因から、現場監督の労働時間は長くなりがちで、早く対策していかなければなりません。
労働環境の改善に貢献できるのが、ITツールの「AnyONE(エニワン)」です。

AnyONEは、もともと建設業に携わっていた建材会社が現場の声を集め、労働環境や業務効率を良くするために開発したITツールです。業界のことを熟知しているため、建設業の悩みを解決してくれます。
これまでに全国で2,700社以上の企業が導入しており、その継続率は94.6%に達しています。

AnyONEは、インターネットやソフトを使って「顧客管理」や「工事・施工管理」、「アフター管理」といった業務をサポートしてくれます。

たとえば、現場監督の負担となっていた「事務書類の作成」では、「工程表/契約書」や「見積り実行予算/発注」で使う書類を、フォーマットを利用してかんたんに作成することができます。
作成した書類は、データ上で管理することができ、「何がどこにあるか」も明確になるでしょう。

顧客対応については、「顧客管理」機能で顧客ごとの情報をすぐに確認することができます。パソコンやスマホから情報を見られるため、いちいち事務所に戻る必要はありません。

これら業務の効率化によって、たとえ人材が不足していても、勤務時間を短くすることができるでしょう。実際にAnyONEを導入した企業では、およそ3割の業務を効率化できたという声も出ています。またAnyONEによる業務効率化で、一部の業務で2/3の人件費削減に成功した企業もあります。

現場監督の労働時間短縮のために、AnyONEのようなITツールを導入してはいかがでしょうか。

業界No.1 工務店向け業務効率化システム『AnyONE』とは?

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テレビCMで話題!工務店業務効率化システムAnyONE

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まとめ

現場監督の残業を減らすにはAnyONE

今回は、職種の中でも特に現場監督が長時間労働になりやすく、最悪のケースでは「過労死」に至る危険性もあることがわかりました。その理由には、「業務量の多さ」や「人材不足」、「顧客からの要望」の3点が主に挙げられます。

これらの問題を解決に導くのが、業務効率化のITツールですが、種類も多く登場しているために、「どれを選んだら一番いいのか」は悩ましいところです。
そこで各会社のITツールを機能比較したページを用意しました。こちらを参考に自社にぴったりのITツールを選んではいかがでしょうか。

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