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工務店がSNSを運用することで顧客やファンの獲得が見込めます。ただし、投稿するだけでは顧客やファンの獲得にはつながりません。
この記事では、工務店がなぜSNSを利用すべきなのかその理由を説明し、SNS別に具体的な活用方法を解説します。また、SNSと合わせて利用できる便利なツールについても取り上げているためぜひ参考にしてみてください。
INDEX
工務店がSNSを活用すべき理由は、世帯主はSNS使用率が高い年齢層であること、SNSでブランディングを行えること、自社の認知拡大に繋がることにあります。
SNSは、これから家づくりを検討する世代における使用率が高い点が特徴です。以下の、総務省の情報通信白書に記載されている図を見てもわかるように、20代や30代といった世代でSNSが多く利用されています。
【引用】総務省|平成29年版 情報通信白書|SNSがスマホ利用の中心に-総務省
また、若い世代はSNSが今ほど普及していないころから利用率が比較的高く、年を経るにつれてほぼ全ての人がいずれかのSNSサービスを利用していることがわかります。
工務店がSNSを利用することで、これから顧客となる人たちとの接点を持てるため、商機を拡大するためにもSNSを利用すべきだといえるでしょう。
SNSは、自社のブランディングにも活用できます。ブランディングとは自社のイメージを形作っていくための活動のことです。
例えば、「●●工務店といえば価格の安い工務店」「デザイン性なら▼▼工務店」というように、自社のイメージを顧客に持ってもらうことだと考えてください。
SNSを通して、継続的に情報を発信していくことで、顧客の中に自社に対するイメージが少しずつできあがっていきます。ブランディングができれば、自社のことを覚えてもらいやすくなるため、受注にもつながりやすくなるでしょう。
SNSを利用することで、多くの人に自社の存在を認知してもらえます。SNSは、ユーザーによって情報が拡散される点が特徴です。そのため、自社のSNSアカウントをフォローしていない人に対して情報が拡散され、自社の存在を知ってもらえるかもしれません。また、SNSアカウントは無料で作成できるため、コストをかけることなく認知拡大を図ることもできます。
「まずは自社について知ってもらいたい」「コストを抑えて宣伝活動がしたい」といった場合にも、SNSの利用はおすすめです。
SNSと一言でいっても、その種類はさまざまであり、どのサービスをどのように運用すればいいのかわからない、という担当者も少なくないでしょう。そこでここではSNSの中でも代表的な以下のサービスを取り上げ、具体的な活用方法について解説します。
・Twitter
・Facebook
・Instagram
・YouTube
Twitterは、1回あたり140字までのテキストを投稿できるSNSです。その特徴としては、情報の拡散能力が高い点が挙げられます。
一方で、企業が運営するTwitterアカウントで多くのフォロワーがいるのは大企業や有名ブランドのものばかりです。
中小の工務店がTwitterアカウントを運用する場合、社長や特定の社員などが個人アカウントを作って運用するのが理想的でしょう。これは、個人のアカウントの方がその人の人となりや人間性が伝わりやすく、企業を身近に感じられるためです。個人アカウントの中で、仕事に対する思いや自社の理念などをつぶやいていくことで、自社についての理解を深めてもらうこともできるでしょう。
Facebookは実名登録がベースのSNSです。実名登録が基本ということもあり、投稿内容に対して信憑性が高いと考えている人が少なくありません。
Facebookの特徴は、ターゲットを絞った広告出稿ができる点にあります。例えば、性別や年代、住んでいる地域、学歴、職歴、興味、関心など細かく条件を設定して広告配信ができるため、家づくりを検討していそうな人たちに広告を見てもらうことが可能です。
広告配信以外にも、施工事例の投稿やイベントの宣伝、自社ブログの宣伝などを投稿することもできます。また、投稿に自社サイトやコンテンツへのリンクを挿入して誘導するといった活用方法もあります。
Instagramは主に写真や動画の投稿を行うSNSです。若い世代を中心に利用されているSNSであり、テキストなしで写真や動画のみを投稿することもできます。また、TwitterやFacebookと比べると拡散力はあまり高くない点も特徴です。
Instagramは新規顧客との接点を持ちたいという工務店の利用には向いていません。どちらかというと、住居建設の比較検討段階に入っている顧客に対して情報発信を行うことが主な活用方法となります。具体的には、施工事例を投稿し施工カタログとして利用する、フォロワーから写真を募集して写真コンテストを開催するといった形となります。
ここまで、Twitter、Facebook、Instagramについて解説しましたが、これらのSNSにコンテンツを投稿する場合「#(ハッシュタグ)検索」を意識することが大切です。ハッシュタグとは投稿のタグのようなものであり、「#家づくり」「#工務店」など、ハッシュタグをつけることで、ハッシュタグごとに投稿を表示させることができます。ハッシュタグ検索に対応できれば、特定の話題に興味を持っている人たちに投稿を見てもらいやすくなるでしょう。
YouTubeは、動画の投稿・視聴が行えるSNSです。コンテンツの作成にあたっては、時間と労力が必要となりますが、使い方次第では集客にもつながります。
例えば、施工事例として住居の内部まで細かく撮影した動画を投稿することで、その工務店に依頼した時のイメージがしやすくなるでしょう。特に今はコロナの影響で展示場やモデルハウスの訪問を自粛している人が少なくないため、動画による施工事例や展示場の紹介はニーズが高いと考えられます。
SNSを運用する場合、合わせてAnyONEを利用することで、効率よく顧客情報の管理が行えます。
例えばAnyONEなら、Twitter、Instagram、Facebookなどの各種SNSでどのくらいの「いいね」を押してくれているのか、どのくらいのフォロワーがいるのかといった情報を入力することができます。
顧客のSNS情報を適切に把握できていれば、「いいね」の数が多い顧客やフォロワー数の多い顧客に対してイベントの案内を送ることができます。周囲への影響力が大きい顧客に参加してもらうことで、イベントに関する情報が多くのフォロワーに発信される可能性があります。
そのほかにも、AnyONEでは、顧客情報に関する項目を自由に設定できます。そのため、例えばTwitterで「オール電化の家に興味がある」「動物を飼っている」といったツイートをしている顧客がいれば、その情報をAnyONEに記録しておくことで、より顧客のニーズに応じた営業活動やサービス提供が行えるでしょう。
今回は、工務店がSNSを利用すべき理由から、Twitter、Facebook、Instagramなどの各種SNSの活用方法などについて解説しました。SNSはこれから家を作ろうとしている若い世代との接点にもなるため、工務店でも運用すべきだといえます。SNS運用の際には、あわせてAnyONEの利用も検討してみてください。
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