請求書の新規作成(入金予定から取得)

請求書の新規作成(入金予定から取得)

請求書の新規作成には下記の3つの方法があります。

■ 1. 見積(同一工事)のデータを取得
■ 2. 入金予定のデータを取得
■ 3. データを取得しない

こちらでは■ 2.の方法についてご説明します。入金予定データの取得は、事前に『工事登録』画面の「入金予定」タブで入金予定を入力しておく必要があります。

請求書の宛先指定

1)メニューの【請求】>【請求入力】をクリックします。

請求書の宛先指定

2)『請求一覧』画面が表示されるので、ツールバーの「新規」ボタンをクリックします。

3)『新規請求入力』画面が表示されるので、まずは請求を入力したい工事を選択します。「工事名」の右にある参照ボタンをクリックします。

4)『工事選択』画面が表示されるので、請求書を作成したい工事を選択して、ツールバーの「選択」ボタンをクリックします。

5)選択した工事名が反映されます。工事に施主、事業主が設定されていれば「施主名」「事業主名」も反映されます。

➊施主と事業主のどちらも設定されている場合、作成する請求の宛先を「施主宛」にするか「事業主宛」にするのかを指定できます。請求書の宛先はいつでも変更できます。

※『請求入力』画面の「請求先変更」ボタンから、請求書の宛先は変更できます。

※【帳票】>【請求一覧表】で作成される「請求一覧表」では、最初に指定した請求先が帳票内の「発注者名」として出力されます。「請求先変更」ボタンから変更した内容は反映されないのでご注意ください。


➋請求書の税額を「外税」「内税」のどちらで計算するか指定します。ただし、初期データを入金予定から取得する場合は、「請求単価」に『工事登録』画面「入金予定」タブ内の下記金額が引用されます。

 ■ 外税:税抜予定額
 ■ 内税:税込予定額

※税額の「外税」「内税」は『請求入力』画面でも変更できますが、入金予定の金額と請求額に差異が生じるためご注意ください。

入金予定(工事登録)のデータを取得

6)次に「初期データ取得元」で「入金予定(工事登録)」を選択します。入金予定を複数行入力している場合は、プルダウンから任意の予定を選択します。

入金予定(工事登録)のデータを取得

7)設定完了後、「OK」ボタンをクリックします。

8)『請求入力』画面が表示されます。「明細」タブには先程選択した入金予定が反映されます。

請求情報の入力

9)画面上部の「入金予定日」「名目」「入金備考」などを入力します。

請求情報の入力

※「勘定科目」はマスター【請求勘定科目】で設定できます。詳しくはマニュアル「請求勘定科目について」をご覧ください。
https://www.any-one.jp/anyonehelp/tips/105

※「入金口座」はマスター【自社情報】で設定できます。詳しくはマニュアル「自社情報」をご覧ください。
https://www.any-one.jp/anyonehelp/tips/35

10)次に「明細」タブ内の明細を確認します。変更・修正があれば手入力で修正できます。

注意点(端数処理)

入金予定を取り込んだ際、「端数処理」は【マスター】>【自社関連】>【自社情報】の『自社情報設定』画面の「その他」タブ内で設定している「端数処理」が反映されます。任意で「端数処理」を変更した場合、入金予定の金額と合わなくなる可能性があります。

注意点(端数処理)

11)入力完了後、ツールバーの「保存」ボタンをクリックします。

※すでに入力済みの「税込請求額」と新しく保存する「税込請求額」合計が『工事登録』画面の基本タブ内「税込契約額」を超えた場合、『確認』画面が表示されます。そのまま保存する場合は「OK」、保存しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックしてください。

このメッセージが表示されるのは、マスターの「売上計上日」設定が「請求額が契約額に達したときの請求日を売上計上日に設定します」の場合になります。
詳しくはマニュアル「「売上計上日」について」をご覧ください。
https://www.any-one.jp/anyonehelp/tips/49

12)「保存」ボタンがグレーになれば登録完了です。閉じる場合は、右上の「✖」をクリックします。